教養・雑学
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出版業界でロボット戦争勃発か!? 『週刊鉄腕アトムを作ろう!』を買っているのは、どんな人たちか?
2017年5月1日今、出版業界はものすごい人工知能ブーム。人工知能分析本はもとより、あの「ロビ」を分冊百科で作ってしまったり、AIを使った小説を作ろう…more
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『物理学者の墓を訪ねる ひらめきの秘密を求めて』死者と過ごす静かな時間
著者の墓参りは、観光ついでにちょっと立ち寄るなんて生易しいものではない。それはまず入念な下調べからスタートする。というのも、ヨーロッ…more
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『ダイエットの科学 「これを食べれば健康になる」のウソを暴く』
2017年4月28日本書は、「Diet Myth」(ダイエットの神話)という原題が示すとおり、そうした「ダイエット(そして栄養全般)の神話」を明らかにし…more
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どうしても手元に欲しかった本『失われたパリの復元 バルザックの時代の街を歩く』
19世紀パリの専門家にして稀代の古書コレクターである鹿島茂は、30年ほど前のことマルシアルという銅版画家が『いにしえのパリ』という画…more
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『廃墟遺産』あったかもしれない風景に想いを馳せて読む
そこにあったかもしれない風景は、永遠に計画に関わった人たちの幻想のまま終わった。建築されずに終わったテーマパーク、建築されたが一度も…more
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『字が汚い!』あきらめるのか? それとも本気を出すのか?
2017年4月24日"表紙いっぱいに汚い字が踊っている! その汚さに引き寄せられてしまった。 “何というか、筆跡そのものが子供っぽくて拙いのだ” …more
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『本屋、はじめました』と『ローカルブックストアである』本屋の仕事の本質は、「待つ」に凝縮されている
2017年4月21日本屋の仕事の本質は、「待つ」に凝縮されているのではないかと言う。本との出合いを求めていつかやって来るかもしれないたくさんのまだ見ぬ客…more
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『情報と秩序 原子から経済までを動かす根本原理を求めて』
2017年4月20日世界でもっとも経済が洗練されている国は日本──それが本書Why Information Growsの著者セザー・ヒダルゴらの開発した…more
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『中動態の世界 意志と責任の考古学』善でもなく、悪でもない。あいまいさを語る幻の文法
2017年4月11日かつて能動態でも受動態でもない「中動態」なる態が存在していたという。本書は、ある日忽然と姿を消してしまった中動態の足跡をミステリーさ…more
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介護のひきだし 『がんばらない介護』
2017年4月9日本書『がんばらない介護』は、認知症の祖母、重度身体障害の母、知的障害の弟の家族3人を21年間にわたって1人で介護してきた著者がまとめ…more
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『「本をつくる」という仕事』書体から製本から校閲から一冊の本が届くまで
2017年4月6日本が好きだ。物心ついてから、ずっと身近に本があり、気が付けば本に関する仕事をしていた。だが、私はどれだけ「本をつくる」という仕事に従…more
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『ドラがたり——のび太系男子と藤子・F・不二雄の時代』
2017年4月1日本書は、『セーラームーン世代の社会論』で話題を集めた編集者/ライターの稲田豊史さんによる、渾身の『ドラえもん』評論です。よく言えば立…more
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『消えゆく「限界大学」 私立大学定員割れの構造』差し迫る「2018年問題」、直前対策は?
大学入試センター試験の改革が着々と進んでいる。次の中学3年生が高校3年生になるタイミングであり、もう間近である。高校も大学も塾も、そ…more
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『大学入試問題で読み解く 「超」世界史・日本史』記述式問題は大人のために
2017年3月24日本書は東大・京大・一橋・慶応・早稲田といった難関大学の歴史の試験の記述問題を、著者の片山教授とともに解いてみようという本である。さす…more
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今日もどんぶり、明日もどんぶり!『満腹どんぶりアンソロジー お~い、丼 』
2017年3月17日本書は、人気作家たちのどんぶり愛あふれるエッセイ集である。各章をずらりと並べると、「天丼」「カツ丼」「牛丼」「親子丼」「海鮮丼」「い…more