教養・雑学
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読書の醍醐味ここにあり 『奇妙な孤島の物語:私が行ったことのない、生涯行くこともないだろう50の島』
2016年4月14日タイトルのとおり、50の孤島が紹介されている。『ドイツのもっとも美しい本』に選ばれただけあって、とても綺麗な本である。しかし、その印…more
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文春の快進撃で、週刊誌に春は来たのか?
2016年4月12日「センテンス・スプリング」、「文春砲」、今年の流行語大賞にノミネートされそうな用語がどんどん飛び出している昨今の週刊文春ブーム。この…more
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一気読み不可 『シャーロック・ホームズの思考術』
2016年4月11日ネットで短文を読むことに慣れている人は、きっとイライラさせられるに違いない。繰り返しが多く、読むのに時間がかかる。一気読みができない…more
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空へと誘う破格のチケット『グッド・フライト、グッド・ナイト』
2016年3月29日イギリスの航空会社、ブリティッシュ・エアウェイズのパイロットが空の魅力について存分に語り尽くした一冊である。ボーイング747を操縦し…more
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将来のためじゃない、面白いから好きになる『算数好きな子に育つたのしいお話365』
「わかった!」「解けた!」「できた!」ではなく、「なんで?」「ふしぎ!」がベースにあること。どうしてそうなるのか、それはどうすれば証…more
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『学びとは何か』乳幼児の言語発達から超一流の学びまで
最終章には子供用の玩具の選び方、数多ある遊びのプログラムを目利きする考え方、そして探究する子を育てるためのシンプルな鉄則に触れている…more
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ウブな日本人必読!『国が崩壊しても平気な中国人 会社がヤバいだけで真っ青な日本人』
本書のタイトルをみて「えー、何でこんな本をHONZで紹介するの?」と思った方、ちょっと待った。本書は凡百の嫌中書とはわけが違う。なに…more
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アメリカの図書館戦争 『古書泥棒という職業の男たち』
2016年3月13日映画になりそうな犯罪ノンフィクションはいかが? 主人公は一癖もふた癖もある本泥棒とガッツのある図書館司書たち。あの手この手の知恵をし…more
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『呼び覚まされる霊性の震災学 3・11 生と死のはざまで』震災地に幽霊…?
東日本大震災から5年。この「5年」というのは一つの区切りの意味を持つようで、関連図書の出版が相次いでいる。その中でも注目の本が東北学…more
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『奇妙な孤島の物語 私が行ったことのない、生涯行くこともないだろう50の島』
2016年3月1日見開きの両頁のすみずみにまで情報がひそんでいる。地図をしげしげと眺めるのにも似て、島名の上下にある小さな情報や、左頁のオレンジの地球…more
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『おいしさの人類史 人類初のひと噛みから「うまみ革命」まで』
2016年2月29日ニューオーリンズの日刊紙『ザ・タイムズ・ピカユーン』に勤務していた1997年に地球規模の魚類供給危機に関する記事を書いてピューリッツ…more
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全世界の本を分析した研究記録──『カルチャロミクス 文化をビッグデータで計測する』
カルチャロミクスとは耳慣れない単語だが、歴史上の変化を定量的に示す、言語や文化、歴史の新たな研究手法のことをそう呼称している。その活…more
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『ポンコツズイ』ディスって笑え!病気を治せ!
著者の矢作理絵さんが患った病気は、100万人に5人の確率でなる「特発性再生不良性貧血」という厚生労働省指定の血液難病だ。本書では、著…more