生物・自然
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大地の奇跡に魅せられる!『美しい鉱物と宝石の事典: ロイヤル・オンタリオ博物館名品コレクション』
2014年9月27日世界的に優れた鉱物コレクションを誇る北米屈指の博物館、カナダのロイヤル・オンタリオ博物館の収蔵品の中から、260種の鉱物と宝石の40…more
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伝承こそが真の遺産『白神山地マタギ伝』
"青森と秋田の県境に位置する白神山地。「秘境」と称されることも少なくないこの地域には、古くからマタギの集落が根付いていたが、約20年…more
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『首都水没』東京が直面する自然災害による危機
2014年9月16日8月20日未明、広島市を襲った豪雨は死者・行方不明者80名を超える大惨事を引き起こした。被害が大きかった安佐北区周辺で観測された1時…more
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抱腹絶倒!ただの変人か、南方熊楠の再来か?『裏山の奇人』
2014年8月20日本書は、卓越した自然観察眼の持ち主である著者が、さまざまな生きものたちと対等な目線でつきあう、いうなれば「現代の南方熊楠活動記」、も…more
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それでも潜る理由がある『素潜り世界一』
夏、真っ盛り。テレビを点ければ、映るのは白球を追いかける球児たちの姿。夏の風物詩の一つに数えられるその存在感はまさに、メジャースポー…more
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わたしたちは星の材料でできている『あなたのなかの宇宙』
これほどの大発見を現在進行形で体験出来る人は、どれほど幸せだろうか。もしかしたら、宇宙の人間原理もエピジェネティクスもこれに匹敵する…more
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『危険動物との戦い方マニュアル』オレはオニヒトデに勝てるのか
"夏休みに恋人や家族と出かけた先でクマに出くわしたら、どう対処するか。ヘビに遭遇したらどう振る舞うか。こうした、真木よう子にいきなり…more
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カカポ奇跡の復活! 『ねずみに支配された島』のもうひとつのメインストーリー
" ニュージーランド原産のオウムであるカカポは、体重は3〜4キロとオウムのなかでもっとも大きく、そして飛ばない。 哺乳類の…more
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いずれ劣らぬ地獄絵図 『捕食者なき世界』と『ねずみに支配された島』
捕食者のいない世界というのを考えてみてほしい。なんとなく、平穏でのどか、緑ゆたかな桃源郷のような景色が思い浮かばないだろうか。『捕食…more
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『サルなりに思い出す事など』 ゴリラにはなれなかったけれど
本書は、1978年から20年以上にわたって東アフリカの国立公園でヒヒの研究を続けた著者の回顧録である。サポルスキーが本書で明らかにす…more
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伝説の奇書『くう・ねる・のぐそ』文庫化記念! 対談式文庫解説
本書は、おそらく世界中を見ても類書がまったくない、唯一無二の本。そのテーマからして他の追随を許さない、まさに「独走」状態の一冊だよね…more
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絶滅の最前線 『ねずみに支配された島』
2億年前は「1000年に1種」の頻度だった生物の絶滅は、人間の歴史とともに飛躍的に増加し、今や「1年に4万種」という絶望的な領域に達…more
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『地球進化 46億年の物語』 生物と鉱物の共進化
著者は地球進化の長大な歴史を、鉱物の進化と生物の進化との密接な結びつき、鉱物圏と生物圏の共進化という概念を中心に物語っていく。地球を…more
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『排泄物と文明』うんちのうんちく
約70億の人類は約4億トン近いウンコを、家畜(ニワトリ約190億、ブタ約10億、ウシ約14億、ヒツジとヤギ約18億)は控えめに見積も…more
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Survive first! (まずは生き残れ!)『犬と、走る』
2014年5月16日本書は犬ぞりに魅せられ、単身カナダに飛んだ一人の女性の物語だ。彼女の名は本多有香。今年42歳になるが、とてもそうは見えないフォトジェ…more