社会
-
『パリの国連で夢を食う。』世界一のお役所で働くということ。
国連で働く女性職員をといえば、事務所の中ではパリっとしたキャリアスーツを着てパソコンを猛烈に叩き、難民キャンプや食料調査、医療現場で…more
-
『ツタンカーメン 死後の奇妙な物語』 - 真実以外の何かを求めて
2010年2月、アメリカの専門誌・JAMA(アメリカ医師会ジャーナル)に掲載されたツタンカーメンの記事は世界を震撼させるに足るもので…more
-
『つながるカレー』赤字でいいじゃない!何より楽しむこと
2014年9月26日「ひとと出会い まちでカレーをつくる」ことである。ただ、それだけである。朝、街で手に入る材料は探す。昼頃から作りはじめ、夕方に完成す…more
-
世界は「なりすまし」で溢れている!『詐欺と詐称の大百科』
"「なりすまし」というと、ツイッターのなりすましアカウントに釣られて真に受けてしまい、ちょいと恥ずかしい思いをする、というのは今やよ…more
-
ノンフィクション好きなら必読!『ジャーナリズムの現場から』
"『メルトダウン』などの作品で知られる大鹿靖明が、10人のジャーナリストをインタビューし、まとめられた作品。人選のセンスの良さに思わ…more
-
目をむき、声を失う写真 『トランクの中の日本』
2014年9月13日「米従軍カメラマンの非公式記録」とサブタイトルにある。終戦時に、記録のために日本に入った米軍のカメラマンが、私物のカメラで撮影してい…more
-
消された歴史『浮浪児1945-戦争が生んだ子供たち』
2014年9月10日"冒頭から引きこまれる。「いまの私には、死はただ一ツの人間らしい道を歩んだということのできる方法です」今から65年前に15歳の少年が…more
-
『娼婦たちから見た日本』哀しみの黒いさざなみ
2014年9月8日娼婦。その存在はいつの時代も様々な点で男たちを惹きつけてきた。実直な青年と高級娼婦の愛を描いたデュマ・フィス著『椿姫』や映画『プリテ…more
-
『地方消滅 東京一極集中が招く人口急減』 未来は変えられるか?
2014年9月2日"日本にとって、「人口減少」は将来の危機ではない。著者の試算によれば、全国794市区町村においては、高齢者人口ですら減少が始まってい…more
-
動物殺処分ゼロへ―現状を訴える高校生のプロジェクト『いのちの花~捨てられた犬と猫の魂を花に変えた私たちの物語~』
2014年8月27日鮮やかなオレンジ色の花が印象的な表紙のこの本は、青森県立三本木農業高等学校動物科学科が行っている動物殺処分ゼロを目指す「命の花プロジ…more
-
『革命キューバの民族誌』理想と現実の狭間から見える新しい生き方
キューバを賞賛し理想的な未来を託す人たちは高度で無料な医療や教育、英雄チェ・ゲバラやフィデル・カストロを語る。一方で、キューバに怪訝…more
-
『泡沫候補 彼らはなぜ立候補するのか』現代のドン・キホーテたち
いわゆる泡沫候補と呼ばれるような人たちは、当選する見込みがほとんどないにもかかわらず、なぜ彼らは立候補するのか?その派手なパフォーマ…more
-
行ってきました、日本製紙石巻工場! 『紙つなげ!』
2014年8月13日話題の『紙つなげ!』がついに7万部突破とのニュースが入ってまいりました。おめでとうございます。そこで、勝手に応援団を名乗るHONZも…more