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『そろそろ、人工知能の真実を話そう』シンギュラリティ仮説の背後にうごめくもの
2017年5月26日2010年代後半に入って、AI(人工知能)ブームの過熱ぶりは凄まじい。とりわけ、 その中核にあるシンギュラリティ(技術的特異…more
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『情報と秩序 原子から経済までを動かす根本原理を求めて』
2017年4月20日世界でもっとも経済が洗練されている国は日本──それが本書Why Information Growsの著者セザー・ヒダルゴらの開発した…more
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『セガ vs. 任天堂 ゲームの未来を変えた覇権戦争』
2017年3月23日著者はゲーム業界をビジネス的観点から描くことで、マーケティングや営業の現場が創造的プロセスにどんなインパクトを与え…more
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『地下道の鳩 ジョン・ル・カレ回想録』
2017年3月10日85歳にしてなお注目されているジョン・ル・カレが回想録を書いた。それが本書である。小説執筆に先立ってかならず現地取材を敢行してきた人…more
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『ささやかな知のロウソク ドーキンス自伝2 科学に捧げた半生』
2017年2月25日世界のトップクラスの有名人がつぎつぎとドーキンスの人生と交錯するさまは、あまりにも眩しく、 クラクラしてしまう。途方もない…more
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『クレイジー・ジーニアス 世界を変える天才は君の中にいる』
2017年2月23日どうもこれは自分にはあまり関係のない本ではないか。そう思われる方がいるかもしれない。いや白状すると、訳者自身が、簡単な紹介文を読んだ…more
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『羊飼いの暮らし イギリス湖水地方の四季』
2017年1月27日この本の魅力は……まず、読み物としておもしろいということ。これは、読み進めていけばすぐにわかっていただけると思う。あらすじだけを聞く…more
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『ドラッグと分断社会アメリカ 神経科学者が語る「依存」の構造』
2017年1月24日挑発的ともいえる本書の特徴はなんといっても、著者の生い立ちの率直な描写と、薬物に対する固定観念を打破する科学的知見がユニークなかたち…more
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『あなたの人生の意味 先人に学ぶ「惜しまれる生き方」 』
2017年1月23日これだけの高評価を受けた本書はいったいどのような本なのだろうか。200万ビューを超えるなど注目を集めたブルックス本人のTEDトークを…more
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『いつも時間がないあなたに』我々は欠乏の罠から抜け出せるか
2017年1月12日あらかじめ締切の決まっている仕事を引き受けたとき、質の高い成果を出すためにはどうすればよいだろうか。たとえば、とある書籍の解説文を2…more
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『モンティ・パイソンができるまで ジョン・クリーズ自伝』
2016年12月21日本書は、2014年にRandom House Books より刊行されたSo, Anyway... の全訳である。ご存じの読者も多い…more
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『進化とは何か? ドーキンス博士の特別講義』
2016年12月20日この解説では、本書をきっかけに進化論の世界に足を踏み入れようという人に向けて、今後のさらなる探究のための補助線を引いてみたい。ます…more
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『会議でスマートに見せる100の方法』働く時間があったら昼寝しろ!
2016年12月8日会議でスマートに見えること。それが私の一番の望みだが、だれだってそうだろう。とはいっても、会議中は眠くなったり、次の休…more
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『いま、希望を語ろう 末期がんの若き医師が家族と見つけた「生きる意味」』
2016年11月9日この本を初めて読んだときの胸の震えが忘れられない。読んでいるといつのまにか涙があふれてきた。先が気になってページを繰る…more
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『超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条』
2016年10月22日「見通しが甘かった......」。仕事でもプライベートでも、そう言ってほぞをかんだ経験のない人はおそらくいないだろう…more