HONZ記事
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『虹色のチョーク』働く喜びをチョークにのせて
2017年6月17日粉の飛散が少なく人の肌にやさしい「ダストレスチョーク」と、ガラスやホワイトボードなどつるつるした素材に発色良く書くことができ、濡れた…more
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『復刻版ラフカディオ・ハーンのクレオール料理読本』小泉八雲のこだわりを堪能せよ!
2017年6月16日来日する以前、ハーンはアメリカで新聞記者として活躍する傍ら、物語やエッセイなども精力的に執筆していた。本書もその中の一冊で、10年間…more
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『人類はなぜ肉食をやめられないのか』250万年の愛と妄想のはてに
私たちの健康にも、地球環境にも良くない肉食。それでも、いっこうに減る様子はない。それどころか、急速な経済成長をとげる中国やインドなど…more
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『せいきの大問題 新股間若衆』 早く元気出して、あの笑顔を見せて
2017年6月15日公の場で「股間」という言葉を連呼するご無礼をお許しいただきたい。ただ何分、この本のテーマが「股間」なのだから仕方がない。できればレビ…more
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いざとなったらコレがある?『偽装死で別の人生を生きる』
あぁもう何もかもイヤになった、生まれ変わってやりなおしたい。誰だってふとそう考えることはあるだろう。残念ながら、生まれ変わるのは生物…more
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『ルポ 絶望の韓国』経済格差、学歴社会…どの側面も韓国は「生きにくい」
2017年6月13日本書は政治・歴史・経済・教育・社会・軍事・外交の7章で構成されている。記述は淡々として中立的だが、内容は韓国が社会のあらゆる側面で絶…more
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虎屋が駆け抜けた日本史 『和菓子を愛した人たち』
「虎屋」。ほとんどの人が聞いたことがある……どころか、食べたこともらったこと贈ったこと、なにかしらお世話になっているに違いない。室町…more
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『「維新革命」への道 「文明」を求めた十九世紀日本 』 日本は西洋に何を求めたか
2017年6月12日"グローバリズムが加速度的に世界を覆っていくにつれ、世界各地で文明の衝突が激しさを増している。イスラム過激派によるテロ活動は収束する…more
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『東芝 大裏面史』巨大企業を崩壊させた原発ビジネスの裏側
2017年6月11日本書はFACTAに掲載された27本の東芝関連記事と、編集長である阿部重夫氏が本書のために書き下ろした記事で構成された芯のある本だ。収…more
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今週のいただきもの:2017年6月4日週
2017年6月10日"今週は新宿オペラシティの『片山正通的百科全書』に行ってきました。インテリアデザイナーの片山氏が収集した500点を超える書籍やCD、…more
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『マリー・アントワネットの髪結い 王妃の素顔を見た男』王妃に仕えたある男の生涯
人をどのように評価するかは難しい。人間とは常に多面的かつ多層的な存在だからだ。しかし、私たちが他者を評価する際には、常に人の一面にス…more
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マネできない『5歳の子どもにできそうでできないアート』
本書は19世紀末から現在までの、100人の芸術家による100作品を取り上げている。構成はオブジェ・殴り書き・かんしゃく・遊び場・怪物…more