HONZ記事
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『GDP』20世紀でもっとも偉大な発明の歴史
「GDPは20世紀でもっとも偉大な発明のひとつ」アメリカ商務省がここまで賛辞を贈るのは異例だ。本書は、この「20世紀でもっとも偉大…more
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『性倒錯者 だれもが秘める愛の逸脱』無限に広がる、奥深き性愛の世界
本書はヒトのセクシュアリティについていま開花しつつある新たな科学と、もっとも奇妙な形のセクシュアリティのケーススタディーを重ねあわせ…more
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アルツハイマー病のすべてがわかる!『記憶が消えるとき-老いとアルツハイマー病の過去、現在、未来』
2016年1月14日アルツハイマー病は、いうまでもなく、認知機能の低下と人格の変化を伴う認知症の一種である。認知症の6割をも占めるとされる疾患であるが、…more
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『数学ミステリー X教授を殺したのはだれだ! 容疑者はみんな数学者!?』ギリシャ発の数学漫画
2016年1月13日サイエンスをわかりやすく教えてくれるブルーバックス。シリーズの近刊で目を引いたのがこの「数学ミステリー」。漫画イラストが表紙を飾る一…more
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『生物はなぜ誕生したのか 生命の起源と進化の最新科学』
新しい発見、新しい解釈をベースに生命全史を「語り直す」というのがこの本の大命題であり、その姿勢はすべての章に貫かれている。その分、一…more
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『馬を飛ばそう』 創造的プロセスなどない、あるのは創造的な成果だけだ
2016年1月12日"P&Gに勤務する普通のサラリーマン時代にIoT(モノのインターネット)のコンセプトを創りあげた著者は、自らの革新的な創造体験を通し…more
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【TV】『山中伸弥教授が語るiPS細胞研究の今』人類の未来に明るい展望を感じることができる番組
今回紹介するのはNHKが制作した「山中伸弥教授が語るiPS細胞研究の今」だ。この番組はサイエンスに興味がある人だけを対象にしているの…more
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今週のいただきもの:2016年1月3日週
2016年1月9日あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。週明け月曜日は成人の日。平安時代より成人を祝う元服(男子11〜…more
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『ダレス兄弟 米国務長官とCIA長官の秘密の戦争』神に選ばれし国アメリカを体現した男たち
バージニア州にダレス国際空港という名の大空港がある。この空港がジョン・フォスター・ダレス元国務長官の名前に由来していることを、知らな…more
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あれから1年、ピケティ本購入者の”その後”を追跡する!
2016年1月7日今年は、年末年始の書籍売上が前年を突破!というちょっと明るいニュースからスタートしました。この勢いで本がガンガン読まれる一年になる事…more
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軍靴よりブランド靴 『WHAT IS SAPEUR ? 貧しくも世界一エレガントなコンゴの男たち』
2016年1月6日初詣くらいはスーツで決めようかと思ったものの、仕事で着るものしか持っていない。若い頃は、小遣いの何倍もするブランドもののシャツを買う…more
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見えない場所で起こり続ける壮絶な攻防──『スパム[spam]:インターネットのダークサイド』
本書『スパム[spam]:インターネットのダークサイド』は、そんなスパムの裏側に迫った一冊だ。『スパムの歴史はコンピュータネットワー…more
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【映画】『ヤクザと憲法』極道たりとも、法の下に平等なのか?
昨年の山口組分裂騒動を受け、多くのメディアを賑わせた極道の世界。その一方で、ヤクザの総数は今や全国で6万人を切ったとも言われる。もは…more
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『第三帝国の愛人 ヒトラーと対峙したアメリカ大使一家』
2016年1月4日1933年6月、いくつもの偶然が重なってシカゴ大学教授のドッドは、ローズベルト大統領からナチ政権下となって初めての駐独アメリカ大使に…more
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『日本 呪縛の構図 この国の過去、現在、そして未来』
2016年1月3日本書は久しぶりに登場したアメリカ人の手になる本格的な「日本論」である。(原書は2014年12月に英オックスフォード大学出版局よりJa…more