HONZ記事
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『洲崎球場のポール際』猥雑で、いいかげんで、すばらしい。
2015年1月23日"洲崎球場。東京の木場から東陽町あたりのいわゆる海抜ゼロメートル地帯で、かつては吉原と並ぶ歓楽街。映画ファンには川島雄三の『洲崎パラ…more
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何が生死を分けたのか? 日本に住むなら知っておきたい『ドキュメント御嶽山大噴火』
今回の噴火は、死者57人、行方不明者6人、負傷者69人という大惨事になってしまった。亡くなった方のうち55人が、噴石が当たったことに…more
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『生命の惑星 ビッグバンから人類までの地球の進化』でサイエンスリテラシーを鍛える
"本書は、“Global Warming(地球温暖化)”という言葉を生み出した地球化学者ウォリー・ブロッカーによって1984年に出版…more
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これぞ機上の空論か!『ビックリ飛行機でゆく世界紀行』
2015年1月21日著者のチャーリィ古庄氏は、飛行機という交通手段そのものをエンタテイメントと捉え、「世界で最も多くの航空会社に搭乗した人」としてギネス…more
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『天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々』
2015年1月20日2014年のノーベル物理学賞は3人の日本人学者が受賞した。それぞれに強い個性があり、劇的な歴史があり、微笑ましい物語もあり、日本人の…more
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若手社員は必読!『正しい太鼓のもち方-上司を転がす35の社交辞令』
"職業柄、企業内で「エース」、「次期社長候補」と言われながら、外部環境の思わぬ変化などで社長の椅子を逃してきた人を多く見てきた。能力…more
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『スピーチライター』聴衆を動かす影の頭脳
2015年1月19日感動的なスピーチ、扇情的なスピーチ。あなたの感情を揺さぶるそれらのスピーチを考えたのは、実は話し手本人ではないかもしれない。感動であ…more
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『チェンジング・ブルー』文庫解説 by 成毛 眞
2015年1月16日本書は、ひとたび英訳されることがあれば、英米でも間違いなくベストセラーになるであろう素晴らしい科学読み物に仕上がっている稀有な本なの…more
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『ボケてたまるか!』あなたは本当に大丈夫??
"山本が脳の異常を感じたのは61歳を過ぎた頃であった。記憶力には自信があったのに、少し前に聞いた人の名前が出てこなくなったのだ。大好…more
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『私が弁護士になるまで』文庫解説 by 笠井 信輔
2015年1月15日「ちょっと待って、俺が書くの?」。文庫本の解説など書いたことがない。ほかに適任者がいるはずである。しかし電話の向こうでは、あっけらか…more
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『ニッポンの裁判』著者・瀬木比呂志氏インタビュー
唖然、呆然、戦慄、驚愕! 日本の裁判は本当に中世並みだった!前作『絶望の裁判所』は発売されるやいなや、大反響を呼んだ。しかし、それはまだ序章に過ぎなかったのである。明日、発売される『ニッポンの…more
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夢はかなえるものなのだ 『ブータンの小さな診療所』
この本、いままでのブータン本とは少し違う。切り口が違う、というよりは、その経験が違う、といったほうがいいだろう。タイトルにあるように…more
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羊をめぐる食の冒険 『東京ラムストーリー』
2015年1月13日羊齧協会。ひつじかじりきょうかい、と読むらしい。年末の忘年会で、最近SNSが羊肉で満ちている友人に教えてもらったのだが、聞いた事のあ…more