HONZ記事
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『日本-喪失と再起の物語』今いちどこの国を見つめる
これからも日は沈み続けるのだろうか。それとも、いったんは没しかけた太陽は自らを大きく変革し再び登るのだろうか。あるいは成熟国家とし…more
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あなたの分身、旅行にお連れします!『お客さまはぬいぐるみ』
ぬいぐるみ専門の旅行会社、名前は「ウナギトラベル」という。社員たった一人で、持ち主の手を離れたぬいぐるみたちを日本の観光名所のあちこ…more
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『紳士協定 私のイギリス物語』文庫解説 by 鴻巣友季子
2014年11月16日『紳士協定 私のイギリス物語』は、佐藤優の一年あまりにわたるイギリス留学生活を主に綴ったノンフィクションである。その前後のソ連におけ…more
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今週のいただきもの(11月第3週)
2014年11月15日11月も半ば、事務局向かいの小学校の木々も紅く色づいてきました。「読書の秋」はそろそろ終わりですが、今週もおもしろそうな新刊本が目白…more
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『ビジネスマンへの歌舞伎案内』-編集者の自腹ワンコイン広告
恥ずかしながら、30代も中盤になるまで歌舞伎を観たことがなかった。興味はあった。だが、きっかけがなかったのだ。いや、正直に言うと、近…more
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『どうすれば「人」を創れるか アンドロイドになった私』文庫解説 by 平田オリザ
"人間は、間違えるから魅力的なのではない。よくわからないから魅力的なのだ。そして、その「よくわからない」という点において、人間もロボ…more
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『黒の文化史』by 出口 治明
ややペダンチックな本ではある。でも美術好きにはたまらないだろう。なにしろ、扉絵がダ・ヴィンチから始まるのだから。光がない光源色とし…more
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わたしの好きな”ちんぼうぐ” 『愛しき駄文具』
2014年11月14日この本、すばらしいの一語につきる。80あまりの駄文具たちが、美しい写真と、ひねったタイトル、しゃれた解説とともに紹介されている。あっ…more
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『赤の女王 性とヒトの進化』 男と女のラブ進化ゲーム
"時代、地域や人種の壁を超えて共通する「人間の本性」とは、どのようなものなのか。そして、その本性はどのようにもたらされたのか。性の進…more
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虫のように生きられたら、きっと人生は素晴らしい『熊田千佳慕のハイカラ人生記』
2014年11月11日"「わたしもカブトムシの幼虫になりたい!」 ある展覧会でその絵を見たとき、心からそう思った。気の遠くなるような無数の点描で描き込まれ…more
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『酒場詩人の流儀』こんにちは、吉田類です。
2014年11月10日"ハンチング帽を被ったおじさんが「吉田類」ですと名乗っても液晶画面越しに「誰だよ」と突っ込まなくなったのはいつからだろうか。「吉田類…more