HONZ記事
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エッセイ集『笑う門には病なし!』、その内容の幅広さ日本一!(と思います)
2021年8月24日恥ずかしながらエッセイ集を出しました。その内容は、医学教育のような真面目な話から、僻地旅行記、交差点にバスが突っ込んで来た体験記に、…more
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今週のいただきもの:2021年8月15日週
2021年8月22日夏野菜は何でも好きですが、ズッキーニが特に好きです。少し前までは、ソテーやラタトゥイユによくしていたのですが、最近は生で食べることが…more
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『コード・ガールズ 日独の暗号を解き明かした女性たち』を読む
本書は、近年明らかになった資料と、そんな本人たちへのたんねんな取材にもとづき、第二次世界大戦の趨勢を大きく替えたコード・ガールズの活…more
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『他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ』まず自分の靴を脱ぐこと 足元から世界を変えていく
2021年8月21日著者が今、最も旬な書き手であることを確信させられる一冊だ。世界を覆う社会的なテーマを生活者として語り、解決のヒントを暮らしの中に見出…more
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船上での無謀な取材を重ねた傑作『アウトロー・オーシャン 海の「無法地帯」をゆく』
2021年8月17日著者は、過去にピューリッツァー賞を獲得したことも敏腕記者だ。「記事を書くな、物語を語れ」という『ニューヨーク・タイムズ』で学んだ鉄則…more
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あの「魔法」にもういちど触れたい!『シェフたちのコロナ禍』
本書は東京で初めての緊急事態宣言が出された際に、料理人たちが未経験の事態とどう向き合ったかをまとめたものだ。ご存知のように緊急事態宣…more
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今週のいただきもの:2021年8月8日週
2021年8月14日関東はしとしとと雨が降り、秋の気配を感じます。鍋をメインとするには少し早いですが、スープ扱いで食べるにはピッタリの時期でしょう。意外…more
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『ヒロシマを暴いた男 米国人ジャーナリスト、国家権力への挑戦』《世紀のスクープ》マッカーサーが隠した被爆者の真実
本書はキノコ雲の下で生き残った生存者の生の声を初めて報道した『HIROSHIMA』の著者ジョン・ハーシーと記事を掲載した〈ニューヨー…more
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古典籍の敷居をグッと低くしてくれるブックガイドの傑作『読書大全』
2021年8月12日講演会でよく受ける質問に「ビジネスパーソンに必要な教養は、どうインプットすれば良いのでしょうか?」がある。私は迷わず「読書が最も効果…more
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そして、あの人身事故は起きてしまった『アーバン・ベア となりのヒグマと向き合う』
数年前から札幌市街地でのヒグマの目撃情報は寄せられていたが、今年は異例と思えるほどヒグマによる人身事故が北海道各地で報じられ、複数の…more
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スマホ以来の衝撃 『ボイステック革命 GAFAも狙う新市場争奪戦』
2021年8月9日本書は、現在凄まじい勢いで再生回数を伸ばしている声のブログサービス「Voicy」の社長が、いまGAFAが狙っているこの市場の未来につ…more
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「こころ」の深層に触れる3冊 『なりすまし』『誰がために医師はいる』『ネオ・ヒューマン』
2021年8月8日"情報の洪水の現在、私たちにとって何が正解でどれが間違いなのか。特に目に見えない「こころ」の問題はなおさらだ。 例えば1973年1…more
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今週のいただきもの:2021年8月1日週
2021年8月7日引越しをしてから近所の商店街には魚屋がいくつもあるので、自宅で魚を食べることが増えました。刺身や焼き魚、煮魚などもいいですが、最近ハ…more
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『帰還兵の戦争が終わるとき 歩き続けたアメリカ大陸2700マイル』イラクで負った心の傷 終わらない戦争と癒やし
今後も米国では帰還兵の問題が深刻化していくであろう。本書はこの問題に対する1つの処方薬になるかもしれない。そしてこれは、日本が今後、…more