「解説」から読む本
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『神経ハイジャック もしも「注意力」が奪われたら』
2016年6月21日不幸にも悲しい事故を起こしてしまった、若きレジー・ショー。彼がこの一見簡潔ながらも重要なメッセージを獲得するまでにたどっ…more
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『遺伝子組み換えのねじ曲げられた真実』日本の消費者はドルーカー氏の警鐘を どう受け止め、どう生かせばよいか
スティーブン・ドルーカー氏の『遺伝子組み換えのねじ曲げられた真実』は、1970年代(ファインマン氏の暗示から約10年後)から生物工学…more
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『さいはて紀行』珍スポットのデスティニーズ・チャイルド
2016年6月18日金原みわさんの「報告」を最初に読んでから、まだ 2年かそこらしかたっていないと思うが、そこには僕や、多くの珍スポ・ハンターか…more
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『重力波は歌う アインシュタイン最後の宿題に挑んだ科学者たち』
2016年6月16日重力波が本当に存在するのかどうか、物理学者のあいだで意見が分かれていた時期さえあった。その流れは1970年前後に大きく変わり、研究者…more
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『世界の不思議な音 奇妙な音の謎を科学で解き明かす』
2016年6月1日私自身、本書の翻訳に取り組んだ数カ月で、音に対する認識がずいぶん変わった。何気なく聞き流していた環境音が、じつは気持ちに大きく影響し…more
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『デジタル・ジャーナリズムは稼げるか』ジャーナリズムのミッションに忠実なジェフ・ジャービス
2016年5月31日本書は、起業ジャーナリズム(アントレプレニュリアル・ジャーナリズム)を主導してきたジェフ・ジャービス(Jeff Jarvis)が、近…more
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『殺人犯はそこにいる』「真犯人」の存在を明らかにした “調査報道のバイブル”
2016年5月28日本書は、足利事件をはじめ北関東で起きた一連の事件を「北関東連続幼女誘拐殺人事件」としてとらえ、真犯人「ルパン」に迫るルポだ。すでにテ…more
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『科学の発見』なぜ、現代の基準で過去を裁くのか
2016年5月18日本書は、物理学者スティーヴン・ワインバーグがテキサス大学で行ってきた科学史の講義に基づいた著書の邦訳である。『科学の発見』というタイ…more
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『この世界を知るための 人類と科学の400万年史』
2016年5月17日科学の歴史を太古から現代までたどった本書では、科学の人間的側面こそが中心的なテーマとなっている。科学研究の時代的な流れを人類の誕生か…more
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『直感力を高める 数学脳のつくりかた』
2016年5月16日巷にはいろいろな方法を謳った一般書が出回っているが、これといった効果を実感できなかったので、この本を手に取ってくれた人もいるかもしれ…more
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『シェア [ペーパーバック版] <共有>からビジネスを生みだす新戦略』
2016年4月24日2010年に本書の日本語版が発売された頃、「シェアリングサービス」における現在の状況を、ここまで明確にイメージできた人はどれくらいい…more
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『フリー [ペーパーバック版] <無料>からお金を生みだす新戦略』
2009年に単行本として発売された『フリー』は、その後のWebサービスのあり方に大きな影響を与えた一冊である。その一方で、いまだフリ…more