おすすめ本レビュー
-
『宿命 警察庁長官狙撃事件 捜査第一課元刑事の23年』「真犯人」はなぜ封印されたのか
2018年4月24日あの日、あなたはどこで何をしていただろうか−−。1995年(平成7年)3月20日。警察担当の記者だったぼくは警視庁にいた。こんなふう…more
-
だれもが楽しめる美しい科学絵本『世界を変えた50人の女性科学者たち』
2018年4月21日STEM(科学、技術、工学、数学)の分野で活躍した女性50人を紹介する絵本だ。それぞれが見開き2ページずつにまとめられていて、履歴と…more
-
『巨人ファンはどこへ行ったのか?』あの頃、みんな、ジャイアンツが好きだった
2018年4月20日巨人ファンでなければ人にあらずのような時代から、巨人ファンというのが少し気恥ずかしい時代を経て、巨人に無関心な人が大半になった。果た…more
-
『スポーツ国家アメリカ – 民主主義と巨大ビジネスのはざまで』米国発祥スポーツを通して見るアメリカ
2018年4月19日"本書はアメリカ発祥のスポーツを通して、米国社会の歴史を眺めていく1冊である。焦点が当てられるのは、野球・バスケットボール・アメリカ…more
-
驚愕のクライム・ノンフィクション!『ウルフ・ボーイズ 二人のアメリカ人少年とメキシコで最も危険な麻薬カルテル』
2006年、アメリカのテキサス州ラレドという国境の街でメキシコ系アメリカ人のガブリエル・カルドナとバート・レタという二人の少年が逮捕…more
-
生きていると出会う景色がある『野生のベリージャム』
本書は、小島聖が都会と大自然を行き来するなかで感じたものを記したものである。バックパックで何日も自然のなかで過ごす旅行記としても面白…more
-
『日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか』戦慄、衝撃のルポルタージュ!
2018年4月16日" 2017年7月、安倍晋三首相が「将来の首相候補」として守り続けてきた政治家、稲田朋美防衛大臣が南スーダン平和維持活動(PKO)の…more
-
『定年入門 イキイキしなくちゃダメですか』ワタシのこれからの拠り所はどこ?
"フリーランスの物書き、高橋秀実には定年がない。だが同年代の会社員である編集者は次々と定年を迎え去っていく。では定年って何?という素…more
-
『秘録イスラエル特殊部隊〜中東戦記1948〜2014』でイスラエルの裏面史が見えてくる
2018年4月13日1948年の独立以来、イスラエルの特殊部隊が関わった作戦の数々を時系列で微細に入り伝えるノンフィクション。空港での人質奪還、中東戦争…more
-
『ルポ 中国「潜入バイト」日記』絶望もなければ希望もない
我々は中国をどこまで知っているのか。メディアにすり込まれたステレオタイプな中国人像で語ってないだろうか。上海の寿司屋、反日ドラマの日…more
-
『証言バブル伝説』 聖子と明菜とノーパンしゃぶしゃぶ
2018年4月9日4月といえば入社式。今年も多くの若者たちがその舞台に立った。近年も売り手市場とはいわれているが、それを遥かにしのぐ時代があった。バブ…more
-
『ゆらいだら、薬膳』大病を克服するために行きついた究極のレシピとは?
2018年4月6日最近でもクイズ番組などでよく見かける麻木久仁子。若々しい声の印象が強くて、50歳を超えていたとは思えないほどだ。だが48歳で脳梗塞、…more
-
宇宙に行くならまずこれを読んでからにするべし──『太陽系観光旅行読本:おすすめスポット&知っておきたいサイエンス』
2018年4月5日最近の人類は当たり前のように未来に生きているのでもうみんな宇宙旅行とかにガンガン行っていると思うのだけれども、そうした時に必要になる…more
-
『経済学者、待機児童ゼロに挑む』難攻不落の社会問題への挑戦
2018年4月4日本書はみずからも待機児童問題に苦しめられたことがある経済学者が、行政の最前線でこの問題と格闘した経験を記した当事者ノンフィクションだ…more
-
『The Future of Humanity(洋書)』人類が生き延びるためには何が必要で、今の科学技術でどこまで実現できるのか?
2018年4月3日"カク氏の本は翻訳が出るたびに必ず購読しているが、特に、スターウォーズのデス・スターやスタートレックの転送装置など、SFに出てくる科…more