民俗・風俗
-
世界の320万人が“いいね!”した『AMAZING KYOTO 』
"本書は、京都の魅力を外国人ならではの斬新な目線で紹介する日本語英語併記の「バイリンガルブック」だ。奥深い京都を訪れる外国人や観光客…more
-
『チベットの焼身抗議』燃えさかる叫び、祈り
中国政府の圧政に対するチベット人の焼身抗議は2009年3月に始まり、2011年3月以降連続しながら今なお続いている。本書はチベット亡…more
-
無常のブルー『TRUK LAGOON トラック諸島 閉じ込められた記憶』
本書はトラック空襲により海に沈んだ船にフォーカスした写真集だ。商船として生まれながらも、徴傭された軍用船や戦艦、米国のトラック大空襲…more
-
『世界のしゃがみ方』-便所ナショナリズムをこえて
2015年9月30日本書を読むと、自分の認識が浅はかであったことを思い知る。立ってすることにこだわったことに対してではない。日本男児でなくても、ついこの…more
-
草食系インドア派でも楽しめる『秘島図鑑』
"「どこか遠くの島にでも行きたい」。そんなことを今夏も考えていたが、行けぬままにすでに9月も半ば。そんな悶々とした気分をさらに悶々と…more
-
『介護民俗学へようこそ!』介護現場でフィールドワーク!長生きしたくなる施設とは?
"前作『驚きの介護民俗学』(医学書院)読んだ衝撃はとても大きかった。 民俗学者である著者が、新たに選んだ仕事の場所は老人ホーム…more
-
『ザ・フィフティーズ1: 1950年代アメリカの光と影』 アメリカンドリームはこうして創られた
"本書のテーマは1950年代アメリカ。この時代に、ファストフード、郊外の集合住宅、テレビ、性の開放、米ソによる核開発やショーアップさ…more
-
『慈悲深き神の食卓 イスラムを「食」からみる 』
カイロの道端で著者は「それまでの生涯で見た一番粗末な食事(パンと小さな一束のネギ)」をしている男性2人から手振りで「いっしょに食べな…more
-
『今日も盆踊り』踊るこの世はラブ&ピース
2015年8月22日日本の夏、海に花火に盆踊り。みなさん最近「盆踊り」行きましたか? HONZ読者のみなさんのような大人世代は、実は盆踊りに接する機会は…more
-
リアル怪談をあなたに『山怪――山人が語る不思議な話』現代版・遠野物語に戦慄!
2015年7月3日"山には今も、「平地人を戦慄」させる「怪」が存在している! 長年、マタギなど山で狩猟生活をする人たちの取材を続けてきた著者は、「火の…more
-
『極限高地』天空の街で、祈るように暮らす人々
2015年7月1日世界が猛スピードで画一化している昨今だが、多様性を保持する源泉は自然の中に残されていた。チベット、アンデス、エチオピア。標高2000…more
-
『SAPEURS(サプール)』コンゴのオシャレ男子は、服を信じて福を呼ぶ。
2015年6月13日世界最貧国の一つ、コンゴ共和国。ここにサプールと呼ばれ、人々の羨望と尊敬を集る集団がいる。平日は普通に働いているのだが収入のほとんど…more
-
『寺院消滅 失われる「地方」と「宗教」』諸行無常の響きあり
2015年6月1日今、日本全国には77,000にも及ぶ寺院が存在するという。コンビニの数が52,380店というから、その多さに驚かれる方も多いだろう。…more
-
『葬送の仕事師たち』 死の「裏方」を知る
2015年5月2日ノンフィクション作家の井上理津子さんは、何を思い『葬送の仕事師たち』の取材に入ったのだろう。彼女は、葬儀の専門学校、遺体の防腐処理を…more