事件・事故
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『無人暗殺機 ドローンの誕生』 ドローンは戦争を変え、そして世界を変える
長年にわたって軍事関連取材を行ってきた著者は、先ずドローンがどのような技術革新の末に産声を上げたのかを明らかにしていく。最初の一歩を…more
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『原発事故で、生きものたちに何がおこったか。』もしこの変化が、序章にすぎないとしたら……
2015年2月25日本を開いて最初に目に飛び込んでくるのは、「春うららか」という言葉がぴったりな、里山の写真である。新緑のやさしい黄緑色が木々の枝先をつ…more
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何が生死を分けたのか? 日本に住むなら知っておきたい『ドキュメント御嶽山大噴火』
2015年1月23日今回の噴火は、死者57人、行方不明者6人、負傷者69人という大惨事になってしまった。亡くなった方のうち55人が、噴石が当たったことに…more
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『ペテン師と天才 佐村河内事件の全貌』 第45回大宅壮一ノンフィクション賞雑誌部門受賞作
2014年12月16日2014年2月6日発売の週刊文春において、佐村河内守が作曲したという楽曲全部は新垣隆という音楽家が作ったものである、という記事が出た…more
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刑事の凄みが匂い立つ 『張り込み日記』
2014年12月13日実際の殺人事件を捜査する刑事たちに密着・撮影した、実録写真集。時代は、戦後まもない昭和33年、モノクロの陰影がバラバラ殺人の謎を深め…more
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ビンラディンを殺した男たち。『アメリカ最強の特殊戦闘部隊が「国家の敵」を倒すまで』
DEVGRU(デブグル)という組織が存在する。一般的にはSEALチーム6と呼ばれることが多い。この組織の正式名称は、United N…more
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『特殊清掃』死体と向き合った男の20年の記録
特殊清掃とは、人間遺体・動物死骸・糞尿・山積ゴミなどに関係する特殊な汚染や汚損を処理するというもの。凄惨な現場や過酷な作業を強いられ…more
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緊急復刊『ホット・ゾーン』でエボラを知る
"本書は西アフリカでのエボラのアウトブレイクを受けて緊急復刊された、1995年出版の同タイトルの新装版である。もともと1994年に出…more
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『石の虚塔 発見と捏造、考古学に憑かれた男たち』 - 神の領域は無法地帯なのか?
2014年9月1日「魔がさした」ーー世間を震撼させるほどの大事件を起こした人物が、このようにコメントしたことを聞けば「何を寝ぼけたことを」と思うのが普…more
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『日本の聖域 アンタッチャブル』文庫解説 by 田原総一朗
2014年7月24日私は、毎月「選択」が届くのを待ちかねる思いで、袋の封をあけるとまっさきに読むのが「日本のサンクチュアリ」である。新聞や他の雑誌では触…more
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実録が現実を喰う!『映画の奈落』
北陸代理戦争の仁義なき場外戦2014年7月21日やくざ映画にドンパチはつきものである。だが、映画と全く同じシチュエーションで実際にモデルとなった組長が殺害されるーーそんなミステリー…more
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大切な人を、理不尽に喪ったことはありますか?『喪の途上にて――大事故遺族の悲哀の研究』
2014年7月1日1985年に起きた、日航ジャンボ機墜落事故。折しも夏休み、家族連れやビジネスマンで満席だった旅客機は羽田を発って間もなく操縦不能に陥…more
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『謝るなら、いつでもおいで』佐世保小6同級生殺害事件から10年…
2014年6月6日その事件は2004年6月1日に起こる。佐世保市立大久保小学校で6年生の少女がが同級生を別室に呼び出しカッターナイフで殺害した。被害者…more
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捏造を知るにはこれを読め!
『背信の科学者たち』の緊急再版を訴える⇒再販が決定しました!『背信の科学者たち』、この刺激的なタイトルの本が出版されたのは四半世紀前。1988年のことである。かけだし研究者であったころにこの本…more
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『河北新報のいちばん長い日』 文庫解説 by 後藤 正治
河北新報は、宮城・仙台を本拠に、東北各県をエリアとするブロック紙である。震災で本社の建物は持ちこたえたが、沿岸部にある支局や販売店は…more