事件・事故
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『シリアルキラーズ プロファイリングがあきらかにする異常殺人者たちの真実』
2015年11月4日本書は多才な歴史家である著者が、世界を慄え上がらせた連続殺人鬼、すなわち 「シリアルキラー」というテーマに挑んだノンフィクシ…more
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『FIFA 腐敗の全内幕』ブラッターさん、あなたは賄賂をもらったこと、ありますか?
本書を読んで本当に驚いたのは、なぜこれほどまでの長期間、腐敗を止めることが出来なかったのかということである。そこには地下組織のような…more
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『人質460日』イスラム過激派に拉致。絶望的な状況の中で、彼女は「天空の家」を打ち建てた
2015年10月26日監禁されて自由に動けなくなり、精神的にも追い詰められてからのアマンダの語りは澄みきり、力を増していく。とくに原書のタイトルでもある<…more
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仁義なき戦い、本当の勝者は誰か? 実話系週刊誌の勢いが止まらない!
2015年10月14日カタギの私でも名前くらいは知っている山口組が、大揉めに揉めています。そして、その影響は出版業界にも飛び火し「実話誌バブル」とやらが起…more
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凄みある現場の声 『「子供を殺してください」という親たち』
2015年10月3日本書は、精神を病んだ人を説得し医療につなげる「精神障害者移送サービス」に従事する著者がまとめた本だ。生命の危険を伴う仕事であろうこと…more
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『殺人鬼ゾディアック 犯罪史上最悪の猟奇事件、その隠された真実』ミステリーと家族の再生
2015年9月18日アメリカ国内で有名な未解決事件のひとつにゾディアック事件といわれる事件がある。1966年から1974年にかけて複数の男女が白人の男に…more
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人、かくもたやすく悪魔になれり 『ルシファー・エフェクト ふつうの人が悪魔に変わるとき』
1971年におこなわれた『スタンフォード監獄実験』の責任者ジンバルドーが、その全貌とその後の展開を著した本だ。きわめてシンプルな実験…more
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『慟哭の谷――北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件』惨劇から100年
2015年8月10日人々を恐怖のどん底にたたき落したのは、体重300キロをゆうに超す巨大な人喰い羆であった。本書は営林署に勤務していた著者が、生存者や遺…more
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報道するは我にあり『騙されてたまるか』
2015年7月24日直感的におかしいと思えば徹底的に調査して報道する。当たり前のように思えるが、多くの報道は決してそうではない。ほとんどは、警察などの発…more
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『キム・フィルビー かくも親密な裏切り』 20世紀最悪のスパイは友情を武器にした
"キム・フィルビーはすべてを手にしていた。英国上流階級出身、ケンブリッジ大学卒業、愛する妻子と多くの気が置けない友人。仕事においても…more
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『メモリアル病院の5日間』カトリーナの被害がもたらした教訓
"2005年8月末、巨大ハリケーンのカトリーナがアメリカ南東部を襲い、1800名以上の命が失われた。中でも被害の大きかったルイジアナ…more
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小さな虚構が闇を食う『黒い迷宮 ルーシー・ブラックマン事件15年目の真実』
2015年5月1日世の凄惨な事件は、数多くの事象が複雑に絡み合って起きるケースが多い。それは現実の上に、様々な虚構が覆いかぶさっていることによるものだ…more
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『コカイン ゼロゼロゼロ』あまりにも凄惨な現実
ミゲル・アンヘル・フェリックス・ガジャルド、通称〈エル・バドリーノ〉はメキシコで「コカインの帝王」と崇められた男だ。今も〈エル・バド…more
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『切り裂きジャック 127年目の真実』DNA鑑定を駆使して伝説のシリアルキラーを追え!
切り裂きジャックというシリアルキラーが存在した。127年前のイギリスに。この殺人犯の呼び名は映画や文学作品といった大衆娯楽の中にたび…more
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『原爆を盗め!』 天才科学者・ソ連のスパイ・決死の秘密作戦
"本書では、ヨーロッパでのナチス・ドイツと連合国軍の攻防戦、アメリカ中の天才が総力をあげて原爆開発へ取り組んだマンハッタン計画、さら…more