教養・雑学
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『非モテの品格 男にとって弱さとは何か』ルサンチマンを超えた先にあるもの
2016年11月4日男はたとえ生まれ持った容姿に恵まれなくとも、筋肉をつけ、身なりに気を使い、学歴や財力、権力、そして小粋なトークでもできれば、間違いな…more
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『組長の娘 ヤクザの家に生まれて』リアルな昭和ヤクザの「証言者」
2016年11月1日あの人は、ヤクザの組長の娘だ――そう言われた場合、読者の皆さんは、どのようなイメージを持たれるだろうか。ヤクザといっても、地域性も組…more
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『限りなく完璧に近い人々』北欧の人って本当に幸せなの?
北欧諸国といえば税金は高いが充実した福祉が存在し、経済は概ね堅調でしかも労働時間が短く、民主的で腐敗の少ない政府を持ち、そのうえ、シ…more
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『Dining Out in Boston(洋書)』レストラン、その知られざる役割について
2016年10月27日レストランというのは、単に外で美味しい物を食べる場所だとだけ理解している人がいるかも知れないが、この本を読むとそれはレストランの役割…more
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『英語の帝国』普及の決め手は親の不安と期待
英語教育の早期化が加速している。次期学習指導要領からは、小学校5年生から英語は正式科目となり、小学校3年生から英語に親しむ授業がはじ…more
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『一汁一菜でよいという提案』 家庭の料理を初期化しよう!
2016年10月24日愛情を目に見える形にしなくてはというプレッシャーや、プロの料理人の味こそ目指すべきと思い込んで“日常”を見失ったことで、複雑になりハ…more
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『みうらじゅんと宮藤官九郎の世界全体会議』オマンが欲しければロマンをちょうだい
2016年10月21日女性を口説くには「ロマンの押し売りも必要」との話から男女間ではロマンとオマンの交換劇が繰り広げられていると盛り上がる二人。「オマンが…more
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『世界天才紀行 ソクラテスからスティーブ・ジョブズまで』
天才たちはどこからやってくるのか。一説によると、たとえば3歳でヴァイオリンを弾きこなしていたというモーツァルトのように、天才…more
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『ふわとろ』私たちはどこに「おいしさ」を感じているのか
2016年10月19日「シャキシャキ」、「ジューシー」、「もっちり」、「濃厚な」、「歯ごたえのある」などの、おいしい感覚を表す言葉の数々。「シズルワード」…more
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今の日本を知るならこれ!『フランス文学は役に立つ!』
なぜ、今フランス文学なのか。実は、フランス大革命は個の解放を歴史上初めて宣言した非常に大事な出来事であった。個と家族、個と社会の関係…more
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出会った、食べた、襲われた!『逃げろツチノコ』伝説の奇書、待望の復刊
明らかに首か肩を狙って飛んできた奇妙な生物は、素石にすんでのところで身をかわされて、地面に落ちた。その姿を見て、素石は息を呑む。ヘビ…more
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『いま世界の哲学者が考えていること』21世紀の哲学は、現実社会の問題に対してどう向き合って行くのか?
2016年10月10日本書は先ず、意識を分析する17世紀の「認識論的転回」、言語を分析する20世紀の「言語論的転回」、それに続く20世紀後半の「ポストモダ…more
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売切御免! 『最後の秘境 東京藝大』が手に入らぬ人は、これを読みながら待つべし!
2016年10月9日子育て中の母親としては、どういう子育てをするとこういうカオスな天才が作られるのかが気になって仕方ありません。良い意味で「親の顔が見て…more
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『メメントモリ・ジャーニー』アラサー女子、棺桶を買いにアフリカへ行く
2016年10月4日端正な文章で記される旅の行き先は、西表島、恐山、五島列島、遠野……そして、ガーナ。著者のメレ山メレ子さんといえば、「ブサかわ犬」とし…more
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『Interpreting Our World: 100 Discoveries That Revolutionized Geography(洋書)』地理学が人類にとって如何に重要であるか
2016年10月3日地理学というのは、ある特定の地域についての単純な記述ではなく、地球に関するありとあらゆる発見の記述であり、それ故に、これまで人類が成…more