教養・雑学
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読み終えるのが寂しかった 『さいはて紀行』
2016年6月13日あの日あのときあの本屋で、この本に出会わなかったら〜♫ と思わず歌いたくなる面白さ。読んでいなかったら、今日という日は寂しいものにな…more
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『子どもは40000回質問する』「知りたい」気持ちの正体
2016年5月29日「好奇心」がテーマの一冊である。何が好奇心を枯渇させ、何が好奇心を豊かにするのか。好奇心に火がつくメカニズムはどのようなものか。好奇…more
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覚悟を持って戦後を生きる。『戦争とおはぎとグリンピース』
2016年5月27日本書は、西日本新聞の女性投稿欄「紅皿」に寄せられた投稿のうち、42編を収録したものだ。西日本新聞は、福岡県を中心に九州で発売されてい…more
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やりたいからやる『これからのエリック・ホッファーのために: 在野研究者の生と心得』
論文の数や掲載誌のインパクトを追求する一般的な研究者とは異なり、我が道、我が学問を行く在野研究者たち。制度や固定観念に囚われることの…more
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『人生はマナーでできている』決してひとりでは生きていけない人生を、人とどう関係していけるのか
2016年5月24日マナーは人を裁いたり値踏みしたりするためにあるのではない。決してひとりでは生きていけない人生を、人とどう関係していかれるか。そのため…more
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欲しかった言葉ときっと出会える『翻訳できない 世界のことば』
2016年5月23日"心に湧いてくる感情にぴったり合う言葉が見つけられない。言葉で表現しようとすると、ひどくまどろっこしくなってしまう。誰しもそんな経験…more
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『帝国の参謀 アンドリュー・マーシャルと米国の軍事戦略』我々がここにいるのは、知らせるためであり、喜ばせるためではない
2015年1月、アメリカ国防省のとある職員が93歳で退任した。その男はなんと40年に渡り、ネットアセスメント室(ONA)の長として…more
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パソコンより患者の顔 『がん哲学外来へようこそ』
2016年5月9日「がん哲学外来」という言葉をきいたことがあるだろうか。本書は、その創始者である著者が、医療現場と患者の隙間を埋める一助となることを願…more
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『謎のアジア納豆 そして帰ってきた<日本納豆>』 豆から生まれたメンタリティ
2016年5月3日本書は「納豆の起源と変遷を解き明かす」というテーマを目的に、アジアの奥地から日本の東北地方、はたまた固定観念の外側までを探検した一冊…more
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図鑑は「積ん読」でいい!?『頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』
2016年4月27日本書は進学塾で講師として活躍した著者が、辞書、地図、図鑑を使って子どもの知的好奇心を刺激する、また知識を吸収し思考する力を育てる方法…more
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『謎のアジア納豆 そして帰ってきた<日本納豆>』 ダイナミックな文化論を軽やかな足取りで
2016年4月26日高野 秀行の最新刊は、固定観念の外側を探検する。テーマはずばり、納豆とは何か? ともすればアカデミックに着地してもおかしくないテーマ…more
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『ハーバードの人生が変わる東洋哲学──悩めるエリートを熱狂させた超人気講義』
2016年4月22日今、ハーバード大学で絶大なる人気を誇るのが、マイケル・ピュエット教授による「中国哲学」の講座である。本書は、ピュエット教授による授業…more
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『世界の英語ができるまで』一方言から世界の標準語へ
2016年4月19日国際標準語として不動の地位を確立した英語だが、その歴史を辿れば、もともとは北ヨーロッパの片田舎で使われる一方言に過ぎなかった。本書は…more