教養・雑学
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『進みながら強くなる』思考と道徳について考える。
2015年5月8日文部科学省が道徳の教科化を決定したことで、喧々諤々の議論が巻き起こった事は記憶に新しい。マスコミなどで繰り返される道徳の教科化を巡…more
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マンガ界の底上げ『荒木飛呂彦の漫画術』
本書は全く人気が衰えることのない長期連載漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の作者、荒木飛呂彦による漫画の描き方の解説本だ。これまで明かすこ…more
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『イタリア料理の本』優しくたくましい、太陽と土とともにある手料理
"ザラッとした紙に、少しくすんだような薄暗い写真が載っている。パッと見たときに、ぐっと引き込むような派手さはまったくない。しかし、じ…more
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『コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと』 本質にいたる思考
" コンテンツとはそもそも何なのか、クリエイターはどのようにコンテンツを生み出しているのか、1億総クリエイター時代にコンテンツはいか…more
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『目の見えない人は世界をどう見ているのか』見えないことから見えるもの
目が見えないことは、大きなハンデとしてとらえられがちだ。しかし、視覚障害者の生きる「見えない世界」に想像を巡らせれば、また違った見方…more
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場所愛、ありますか?『オフ・ザ・マップ』
自称「独立国家」、飛び地、消滅した国々、廃墟、立ち入り禁止区域……。一見、本書はそうした曰くつきの場所を世界中から集めた「珍スポット…more
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『日本の反知性主義』編著者まえがき by 内田 樹
今回の主題は「日本の反知性主義」です。ホーフスタッターの『アメリカの反知性主義』は植民地時代から説き起こして、アメリカ人の国民感情の…more
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いずれは我が身か? 『本で床は抜けるのか』
2015年3月19日本で床が抜ける。そんな不安に襲われたことはないだろうか。まさかないだろうとは頭では分かっていても、ないと確証を得るのも難しいため、心…more
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『巨大な夢をかなえる方法 世界を変えた12人の卒業式スピーチ』 世界に君臨する成功者たちの金言集
卒業式のシーズンですね。華やかな袴姿の女子学生を見ると、自分が卒業した当時のことを思い出します。もう遠い昔になりました。卒業して新た…more
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『石の物語』by 出口 治明
タイトルを一瞥しただけで、もうこれは読むしかないと観念させられるタイプの本がある。本書のサブタイトルに紅楼夢の文字を見出した瞬間に、…more
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『広辞苑の中の掘り出し日本語』新刊超速レビュー
2015年3月10日「送別会で『へへやか』に生きて、『ほたえじにたい』と挨拶したら、一同『だあ』って感じでしたよ」日本で生まれ育ち30年以上経つが、「へ…more
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新進の宗教学者が解き明かすパワースポットの作り方『聖地巡礼 世界遺産からアニメの舞台まで』
2015年3月5日今回ご紹介するのは、新進の宗教学者による「聖地巡礼」についての新書です。聖地巡礼と言われて、読者の皆さんは何を想像されるでしょうか。…more
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戦時の嘘 『戦争プロパガンダ10の法則』
2015年3月4日最近、戦争を身近に感じる出来事が続いている。本書は、国家が国民を戦争にかりたてるためにどんな嘘をついてきたかを、歴史上の事実を列挙し…more
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もしもあなたの弁当がキャラ弁だったなら『今日も嫌がらせ弁当』
2015年2月21日舞台は伊豆諸島の一つ、八丈島。この島に住むシングルマザーの母親と、丁度反抗期に差し掛かったばかりの高校生になる娘が登場人物。つれない…more
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な、なかったんですかっ?! 『ニュートンのリンゴ、アインシュタインの神 : 科学神話の虚実』
ガリレオ、ニュートン、アインシュタインなど、歴史的な科学者の偉大な発見についてのエピソードをめぐる本である。副題にある『科学神話の虚…more