人物
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月1億8000万円稼いだ『ストリップの帝王』の栄枯盛衰
1970年代はストリップは本格的なブームが到来する前夜。インターネットなどもちろんなく、女性の裸に飢えた男どもを惹きつけていた。ショ…more
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『バナの戦争 ツイートで世界を変えた7歳少女の物語』シリア情勢を知る最適な一冊
"そして最後に、本書の素晴らしいところは、暗い話ばかりでは決してないということ。希望が日常を眩しく照らす場面こそが、本書の一番の魅力…more
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『オリバー・ストーン オン プーチン』正義の反対は悪ではなく、また別の誰かの正義であることについて
2018年1月19日視点をどこにおくか、視野をどれくらいのサイズにするかーーそれはまさに、政治家の頭脳と映画監督のカメラが編集点を巡って、バトルを繰り広…more
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『最初に父が殺された』南アジアの楽園で起きた凄惨な歴史
ときに歴史は恐ろしいほどに陰惨な物語を生み出す。民主カンプチアでおきた出来事は、ナチスのホロコーストや、毛沢東の大躍進政策、文化大革…more
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『感染地図』疫学の父が立ち向かった、見えない敵
コレラの真の感染経路を突き止めて瘴気説の転覆に大きな役割を果たし、「疫学の父」として知られるジョン・スノー。彼の物語を中心に、185…more
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『カラヴァッジョの秘密』
既に十分すぎるほどのオマージュを集めてきたカラヴァッジョ、17世紀以降の西洋絵画に絶大な影響を与えた稀有な天才について、今更、何かを…more
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『パリのすてきなおじさん』人生が醸し出す大人の「絵本」
老いは避けられない。どうせ老いるなら若い人に「素敵なおじさん」と呼ばれたいものだ。おじさんが何歳からなのか、はっきりした定義はないだ…more
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『レッド・プラトーン 14時間の死闘』今年一番の戦争ノンフィクション!
戦闘前哨(COP)キーティングはアフガニスタン北東部に位置するヌーリスタン州の山岳地帯に作られた。パキスタンの国境からわずかは22.…more
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『どん底名人』最後の無頼派棋士の栄光と転落
2017年11月20日名人4期、碁聖6期、タイトル獲得数35。「最後の無頼派」と呼ばれた囲碁棋士である依田紀基氏の自伝だ。ギャンブルで借金を背負い、家族が…more
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『ヒトラーの原爆開発を阻止せよ! “冬の要塞”ヴェモルク重水工場破壊工作』戦記物では収まらない大作!!
本書は第二次世界大戦のさなか重水をめぐり行われた連合国とナチスとの攻防に脚光を当てた作品だ。舞台はノルウェーのオスロ西方にあるテレ…more
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『麿赤兒自伝』憂き世 戯れて候ふ
自伝とあるので敷居が高いように思えるが、全くそんなことはない。むしろ本書は、気軽に楽しめる喜劇エンターテインメンだ。喧嘩に明け暮れた…more
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ゲームと共に生きる。『ゲームライフ――ぼくは黎明期のゲームに大事なことを教わった』
2017年10月25日ゲームはやりすぎると現実を侵食してくる。4つ同じ色の物が並んでいたら消えないかなと思うし、『GRAVITY DAZE』をやれば町中を…more