サイエンス
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『サバからマグロが産まれる!?』 ヤマメはもうニジマスを産んでいる
" サバがマグロを産むとはなんとも信じがたいが、東京海洋大学の著者らは既に、ヤマメにニジマスを産ませることに成功している。結論から言…more
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『小惑星探査機「はやぶさ2」の大挑戦』 今度の夢は、爆弾をのせて
2014年12月2日"本書は、「はやぶさ」の大冒険から得られた成果を振り返るところからスタートし、「はやぶさ2」が何を目指し、どのように実現されたのかを…more
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誰が”ナカムラ”を語るのか。『中村修二劇場』
2014年11月27日本書は、『日経エレクトロニクス』や『日経ビジネス』などの20年にわたる雑誌記事、ノーベル賞受賞後の書下ろしインタビューを加えて、科学…more
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『どうすれば「人」を創れるか アンドロイドになった私』文庫解説 by 平田オリザ
2014年11月15日"人間は、間違えるから魅力的なのではない。よくわからないから魅力的なのだ。そして、その「よくわからない」という点において、人間もロボ…more
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『赤の女王 性とヒトの進化』 男と女のラブ進化ゲーム
"時代、地域や人種の壁を超えて共通する「人間の本性」とは、どのようなものなのか。そして、その本性はどのようにもたらされたのか。性の進…more
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『粘菌 偉大なる単細胞が人類を救う』“単細胞”は、もはやアホの代名詞ではない
「まずもって人々を笑わせ、次に考えさせる研究」に対して贈られる、イグ・ノーベル賞。それを2度も受賞した研究対象として、異彩を放ってい…more
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『月をマーケティングする』PDCAを回し続ければ、人類は火星に行けるのか。
”人類がまだ火星に行っていないのは、科学の敗北ではなくマーケティングの失敗なのだ。”ここ数週間、本書のオビに書かれていた言葉が頭から…more
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『第二の地球を探せ!』 数十光年の空を超えて
2014年10月29日"本書は、『第二の地球』を探し、宇宙に生命を求める研究の最前線が紹介されている本である。ほんの20年ほど前には、木星のような大きな惑…more
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『理系の子 高校生科学オリンピックの青春』巻末特別対談:成毛眞×田中里桜
2014年10月28日この『理系の子』を読んでいても、それぞれにいろんなアプローチがあります。廃品から温水器をつくり出す創意工夫型みたいな人もいれば、いろ…more
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漫画でしか表現できない科学『ドミトリーともきんす』
2014年10月27日この本は、一見すると科学書の読書案内である。「ドミトリーともきんす」という下宿屋に寄宿しているという設定で、著名な科学者たちが寮母の…more
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『人類が知っていることすべての短い歴史』文庫解説 by 成毛 眞
2014年10月23日"2006年に本書の単行本が出版されたとき、厚さは4.5センチ、重さは655グラムだった。 横に寝そべって読むにも、すぐに手が疲れ…more
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スポーツの秋はこれを読め!氏と育ちのどっちが大事?『スポーツ遺伝子は勝者を決めるか?』
『氏か育ちか』というのは、生物を語る上で永遠の課題だ。もうすこし学問的な言い方をすると、遺伝素因と環境要因、どちらが重要か、というこ…more
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『ツタンカーメン 死後の奇妙な物語』 - 真実以外の何かを求めて
2010年2月、アメリカの専門誌・JAMA(アメリカ医師会ジャーナル)に掲載されたツタンカーメンの記事は世界を震撼させるに足るもので…more
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緊急復刊『ホット・ゾーン』でエボラを知る
"本書は西アフリカでのエボラのアウトブレイクを受けて緊急復刊された、1995年出版の同タイトルの新装版である。もともと1994年に出…more