サイエンス
-
な、なかったんですかっ?! 『ニュートンのリンゴ、アインシュタインの神 : 科学神話の虚実』
ガリレオ、ニュートン、アインシュタインなど、歴史的な科学者の偉大な発見についてのエピソードをめぐる本である。副題にある『科学神話の虚…more
-
『暴力の人類史』 人類史上もっとも平和な時代
ピンカーは人類の暴力の歴史を大量の統計データとともに振り返る。本書が上下で1,300ページ超という並外れたボリュームなのは、並外れた…more
-
『捏造の科学者 STAP細胞事件』知ることからしか始まらない!
2015年1月24日「青木薫のサイエンス通信」久々の番外編です。今回取り上げたのは、毎日新聞の科学記者・須田桃子さんによる『捏造の科学者 STAP細胞事…more
-
『生命の惑星 ビッグバンから人類までの地球の進化』でサイエンスリテラシーを鍛える
"本書は、“Global Warming(地球温暖化)”という言葉を生み出した地球化学者ウォリー・ブロッカーによって1984年に出版…more
-
『現実を生きるサル 空想を語るヒト』際限なく広がる思考
2015年1月9日本書では、人間と動物のギャップが極めて慎重に、対立する解釈をフェアに取り上げながら検討される。その過程で、話題は言語や想像力や文化、…more
-
『かぜの科学:もっとも身近な病の生態』 祝!文庫化記念。
2015年1月6日"人は一生に平均200回の風邪をひくという。しかし予防薬もなければ特効薬だって現れない。もし一発で風邪が治る薬が発明されたら、それだ…more
-
『GO WILD 野生の体を取り戻せ!』 多様性があなたの野生を呼び覚ます
本書の主張はシンプル。人類は600万年前の誕生から1万年前に農耕を発明するまで野生の生活を送っていたため、人類の体も脳も野性的な狩猟…more
-
『進化とは何か?』by 出口 治明
2014年12月31日本書は、とりわけ個性的な天才学者、ドーキンスによる進化論の講義である。しかもただの講義ではない。1825年、ファラデーはロンドンの王…more
-
『現実を生きるサル 空想を語るヒト』人間らしさを知ることは、社会の未来を見据えること
2014年12月29日本書『現実を生きるサル 空想を語るヒト―人間と動物をへだてる、たった2つの違い』は、人間とそれ以外の生物(特に霊長類)との間にある「…more
-
『進化とは何か』編・訳者あとがき by 吉成 真由美
この本は、リチャード・ドーキンス(オックスフォード大学、進化生物学)が「宇宙で育つ」と題して1991年に英国王立研究所で行なった、子…more
-
『知のトップランナー149人の美しいセオリー 』 あなたの知らない美しい世界
"ジョン・ブロックマンは、毎年1つの質問を知のトップランナーたちに投げかけている。本書は、2012年の質問に対する149人分の回答を…more
-
『深海8000mに挑んだ町工場』町工場の快進撃!
本書は、衰退する東京下町工場が世界初の偉業を成し遂げるまでの過程を追ったノンフィクションであり、町工場のおじさんがぶち上げた深海探査…more
-
出版業界のミュージックシーンを変える!『コミック 証明の探究 高校編!』その後
とある夜、晩御飯の後、焼酎の湯割りを片手にいそいそとこたつに潜り込む。つまみは『証明の探究』、前回ご紹介した『コミック 証明の探究 …more
-
科学の女神ここに微笑む 『サバからマグロが産まれる!?』
2014年12月14日どんな研究がいい研究か?いろいろな考えがあるだろうけれど、わかりやすい研究がいちばんだ。気の利いた小学生高学年の子にわかるように説明…more
-
出版業界に新風!『コミック 証明の探究 高校編!』
2014年12月12日やあやあお久しぶりですお元気でしたか、と挨拶を交わした後、私は途方に暮れていた。とある本について熱く語る営業氏に、正直とても困ってい…more