社会
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『介護民俗学という希望 「すまいるほーむ」の物語 』
2018年6月1日リハビリや身体介護といった直接的な介入は身体機能がどの程度改善したかといった計測が比較的容易にできるのに対し、こうした心を支えるケア…more
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『不合理だらけの日本スポーツ界』日大タックル問題はなぜ防げなかったのか
"日大タックル問題が米国では起こりえない、指導者が間違っても起こそうと思わないことが本書を読むとわかる。厳罰が処せられるため、あまり…more
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『カミングアウト』伝えられない想い。伝える希望。
2018年5月29日"勝間和代さんが現在同性のパートナーと暮らしていることを「カミングアウト」した。異性カップルであれば、ここまで「勇気をもって公表する…more
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『コンビニ外国人』身近だけどよく知らない、ではすまされない
2018年5月19日もはや毎日のように顔を合わせている人たちについての話だ。数多くのインタビュー、数字から見る規模感と潮流の変化、そして社会的な受け入れ…more
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日本の原子力政策のドラマが詰まった『電力と政治』
新電力として期待されていた原子力はどのように日本に導入されたのか。導入を進めた政治家・官僚・企業家はどのように絡み合って大きなうねり…more
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『遅刻してくれて、ありがとう』加速の時代に「ほどほどの人生」をいかに取り戻すか
2018年5月14日本書でフリードマンが目をつけるのは、「加速化」だ。世界はいま信じがたいスピードで変化している。その速さは私たちの思考や制度が追いつか…more
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『老いぼれ記者魂 青山学院大学春木教授事件四十五年目の結末』執念の追跡の果てに
"昭和48年(1973年)3月、青山学院大学で後世に残る一大スキャンダルが噴出した。「大学教授が教え子に暴行した」と朝日新聞がすっぱ…more
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『子どもができて考えた、ワクチンと命のこと。』
ビル・ゲイツやマーク・ザッカーバーグも、本書を「読むべき本」として取り上げた。ザッカーバーグは自身のFacebookに、「一部の人が…more
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衰退は楽しんだもの勝ち!『CREATIVE LOCAL エリアリノベーション海外編』
2018年4月30日"「衰退はかなしいことではない。ポジティブに受け入れ、楽しむべきものなのだ。」 消滅自治体、縮退都市、限界集落…。成長を追い求め続…more
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『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック 女子刑務所での13ヵ月』
2018年4月27日本書で描かれるパイパーの不撓不屈の日々を、私自身も経験することとなった。彼女の決して諦めない姿勢にどれだけ励まされたかわからない。パ…more
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『巨人ファンはどこへ行ったのか?』あの頃、みんな、ジャイアンツが好きだった
2018年4月20日巨人ファンでなければ人にあらずのような時代から、巨人ファンというのが少し気恥ずかしい時代を経て、巨人に無関心な人が大半になった。果た…more
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驚愕のクライム・ノンフィクション!『ウルフ・ボーイズ 二人のアメリカ人少年とメキシコで最も危険な麻薬カルテル』
2006年、アメリカのテキサス州ラレドという国境の街でメキシコ系アメリカ人のガブリエル・カルドナとバート・レタという二人の少年が逮捕…more
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『日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか』戦慄、衝撃のルポルタージュ!
2018年4月16日" 2017年7月、安倍晋三首相が「将来の首相候補」として守り続けてきた政治家、稲田朋美防衛大臣が南スーダン平和維持活動(PKO)の…more
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『定年入門 イキイキしなくちゃダメですか』ワタシのこれからの拠り所はどこ?
"フリーランスの物書き、高橋秀実には定年がない。だが同年代の会社員である編集者は次々と定年を迎え去っていく。では定年って何?という素…more