社会
-
幸せとともに生きる『亜由未が教えてくれたこと〝障害を生きる〟妹と家族の8800日』
2018年9月13日それは相模原事件がきっかけだった。知的障害者福祉施設・津久井やまゆり園で、元施設職員が入所者を次々と殺害したいたましい事件だ。犯行前…more
-
『小笠原が救った鳥 アカガシラカラスバトと海を越えた777匹の猫』外来種だって殺しちゃいけない同じ命
小笠原は東京から船で24時間以上かかる、東洋ガラパゴスといわれる特殊な自然の宝庫。そこの固有種である「アカガシラカラスバト」は平成5…more
-
『ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来』
2018年9月5日全世界で800万部を超えるベストセラーとなっている前作では、主にサピエンスの来し方を顧みたのに対して、本作ではその行く末を見据える。…more
-
『ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来』人類の営みをデータ処理システムと捉えてみれば
2018年8月20日続編は前作を超えない、そんな通説を吹き飛ばすような会心の一冊だ。人類の来し方を描き、全世界で800万部を超えるベストセラーとなった『…more
-
“本の虫”の首相が牽引する『沸騰インド 超大国をめざす巨象と日本』
インドは今、猛烈なスピードで成長を遂げている。人口は近い将来、中国を抜いて世界最大となり、経済も日本の追い越して世界第3位となること…more
-
『スモール・スタート あえて小さく始めよう』起業の“小さなきっかけ”はこんなところに!
働き方改革の旗印のもと、多くの企業では長時間労働の見直しや生産性向上に取り組み、時短や在宅での勤務も珍しくなくなった。反対に誰もが…more
-
『中国の「一帯一路」構想の真相』を知る上で不可欠なガイド本
習近平総書記が乾坤一擲で推進する政策がどのような意図でかつどのように進められているかを現場からのルポタージュという形式で描写している…more
-
『自衛隊失格 私が「特殊部隊」を去った理由』完全燃焼を目指した男がぶつかった官僚組織という壁
著者、伊藤祐靖は自衛隊初の特殊部隊である海上自衛隊の「特別警備隊」の創設に携わり、部隊創設後は先任小隊長として技術の向上に努めた人物…more
-
『進歩 人類の未来が明るい10の理由』悲観に入れ込みすぎないように
2018年6月24日連日ニュースを見ていると、そんなにメンタルの強くない筆者などはすぐ気が滅入ってしまう。ひどい時代に生まれてしまったものだと思わずには…more
-
『あなたを支配し、社会を破壊する、AI・ビッグデータの罠』 数学破壊兵器は知らぬ間にあなたをの運命を決めている
"アメリカのワシントンDCで教師をしていたサラ・ウィソッキーは、突然の解雇通知に驚いた。教師歴はまだ2年と浅かったものの、懸命に仕事…more
-
『あなたを支配し、社会を破壊する、AI・ビッグデータの罠』AI・ビッグデータの暴走を止めよ!
2018年6月18日"人間を選別し、作業を効率化し、収益を上げるといった「目的」のもとにある限り、いたるところで有害な破壊兵器は増殖していく。本書は、け…more
-
『革命 仏大統領マクロンの思想と政策』
フランスでは、グローバリゼーションを真正面から受け止めEUの強化を愚直なまでに訴えたマクロン大統領が誕生した。「革命」はマクロンが書…more
-
『プーチンのユートピア 21世紀ロシアとプロパガンダ』プーチン・イリュージョンの裂け目から見えるリアリティー・ショー
近くて遠い国ロシア。プーチンという独裁者によって支配されるこの国は、国際社会において特異な存在感を示してきた。だが、この国で起きてい…more
-
『辺境の思想 日本と香港から考える』
中国返還から20年がすぎ、「中国化」(大陸化)がじんわり進む中で、かつてのイギリス植民地下で育まれた自由の気風が減じている香港。しか…more