社会
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レイプはなぜ続くのか『ミズーラ 名門大学を揺るがしたレイプ事件と司法制度』
"19.3%、実に5人に1人のアメリカ人女性が、年齢を問わず、これまでにレイプ被害を受けたことがあるとされる。これほどにも「ありふれ…more
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『バブル 日本迷走の原点』バブルを知らない我らが世代に送る
2016年11月29日「岩瀬君のようにバブルを知らない世代に読んで欲しい本を書いている」バブル時代に日経証券部のキャップとして大活躍したジャーナリスト、永…more
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『バブル 日本迷走の原点』社会全体としての歴史の記憶と知恵の蓄積が必要だ
2016年11月28日なぜバブルは繰り返し起きてしまうのかを考えた時に、永野氏と全く同じように、社会全体としての歴史の記憶と知恵の蓄積の必要性を痛感する。…more
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『住友銀行秘史』が大ヒット、経済ノンフィクションが今アツい!
2016年11月27日『住友銀行秘史』が売れています。ノンフィクションジャンルでは発売たちまち大重版という言葉はなかなか聞かれないものなのですが、これはそ…more
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『シリア難民 人類に突きつけられた21世紀最悪の難問』
2016年11月26日イギリスの若手ジャーナリストのパトリック・キングズレーは、本書『シリア難民 人類に突きつけられた21 世紀最悪の難問』で、2015年…more
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『バブル 日本迷走の原点』邪悪なる善は甘い蜜に潜む
2016年11月25日本書は「始動」「膨張」「狂乱」「精算」の4章、全21節で構成された好漢譚として楽しむことができる今年一番のおすすめ本だ。各節ごとにそ…more
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『「移動」の未来』はわたしたちの未来そのものだ
"小雨降る冬の日、空腹を満たすために凍える外気にその身をさらす必要はない。ネットでピザをオーダーすれば、数十分で熱々のチーズがあなた…more
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適切な移民政策とは何か──『移民の経済学』
2016年11月20日本書はテキサス工科大学経済学教授のベンジャミン・パウエルを編者とし、総勢11人もの執筆陣で、包括的に移民の影響、移民政策はどうあるべ…more
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『キラーストレス 心と体をどう守るか』そのストレスがあなたを殺す!
キラーストレスという言葉は造語であり、学術的に特別なストレスが存在するわけではない。しかし、近年の目覚しい科学の発展によって、いくつ…more
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『狂うひと「死の棘」の妻・島尾ミホ』あの事件の真相が語られる?!
ノンフィクション作家の梯久美子が『死の棘』のヒロイン、島尾ミホに興味を持ったのは浜辺に立つ一人の老女、ミホの写真を見たことによる。彼…more
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男が父親になる日 『フランスはどう少子化を克服したか』
2016年11月9日2002年に、3日間の出産有給休暇に続く11日間の父親休暇を制度として導入し、この父母間「子育てデバイド」の解消を図ったのである。こ…more
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『未来政府』と『経済学者 日本の最貧困地域に挑む』で知る民主主義の理想と現実
2016年11月2日"元サンフランシスコ市長であり現カリフォルニア州副知事である著者ギャビン・ニューサムは、ずっと疑問に感じていた。SNSで頻繁にメッセ…more