社会
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『CIAの秘密戦争 「テロとの戦い」の知られざる内幕』アメリカの対テロ戦争とCIA
2016年2月24日2001年9月の同時多発テロは世界を変えた。少なくとも同テロ以降、アメリカはテロとの戦いに突入し、それは現在も続いている。そしてこの…more
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『小さな民のグローバル学』支配装置に組み込まれつつある、海の民モーケン人たち
2016年2月21日本書は、市場経済中心のグローバル化の波にもまれ、ときには生活を脅かされながらも生き抜く人びとの世界や、そこにかかわる国際協力について…more
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『カルチャロミクス 文化をビッグデータで計測する』経済物理学における周辺研究
2016年2月18日数百万冊におよぶ書籍の単語を、ビッグデータと捉えたら何が見えてくるのか? Google がスキャンした大量の書籍で使われている単語・…more
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失敗の本質ーエネルギー版『日本軍はなぜ満洲大油田を発見できなかったのか』
絶妙なタイミングで、過去の日本のエネルギー問題を振り返る本書が発刊された。今や「エネルギー界の池上彰」と称されるエネルギー専門家によ…more
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『犯罪の世間学』なぜ日本では略奪も暴動もおきないのか
2016年2月10日"90年代末以降、刑事司法の厳罰化が進んでいる。80年代からは量刑はざっと見て倍になり、00年の少年法改正を皮切りに法律改正のラッシ…more
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『警察捜査の正体』見えない場所で起きていること
2004年に北海道警察の裏金問題で告発を行った中心人物である、原田宏二氏が警察捜査の実態を解説した1冊だ。捜査の根拠となる法律はどの…more
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こんな風に優しく社会と繋がる未来がほしい『へろへろ 雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々』
2016年1月27日九州の介護施設が発行する雑誌『ヨレヨレ』。編集方針は「読んで面白い雑誌」。介護に縁のない人たちが読んで、「腹を抱えてげらげら笑っても…more
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『あなたが世界のためにできる たったひとつのこと』ミレニアム世代の寄付と仕事の関係
2016年1月26日<いちばんのいいこと>を真剣に考え、行動に移している登場人物たちを否定することは簡単ではない。自分が今いる状況と能力を冷静に考え、明…more
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君たちが大好きだ。心から──『これで駄目なら 若い君たちへ――卒業式講演集』
2016年1月25日カート・ヴォネガットの新たに編まれた大学卒業式の講演集である。ページ数も訳者あとがきまで含めて142Pとこぶりの単行本だが、「まだ新…more
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『南シナ海 アジアの覇権をめぐる闘争史』 アジアの行く末を握る場所
"BBCなどで活躍したジャーナリストである著者は膨大な資料調査と現地での取材を基に、歴史、経済、国際法、政治、軍事など多角的な視点か…more
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『性風俗のいびつな現場』支援か搾取か
2016年1月20日"女性の貧困がメディアを賑わして久しい。働く単身女性の3人にひとりが年収112万円以下との統計もある。こうした貧困女性の中でも福祉の…more
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『ハンター・キラー』対テロ戦争の主役ドローン。その運用の内幕を見よ!
2016年1月18日ドローンという兵器はアメリカ軍が行う対テロ戦争において、なくてはならない存在になりつつある。様々なメディアなどでもこの無人兵器が取り…more
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『築地市場 絵でみる魚市場の一日』日本版スターウォーズか
著者のモリナガ・ヨウ氏は『プラモ迷宮日記』、や『ワールドタンクミュージアム』などでも有名なイラストレーター。玩具メーカータカラトミー…more