世界史
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『ダレス兄弟 米国務長官とCIA長官の秘密の戦争』神に選ばれし国アメリカを体現した男たち
バージニア州にダレス国際空港という名の大空港がある。この空港がジョン・フォスター・ダレス元国務長官の名前に由来していることを、知らな…more
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『第三帝国の愛人 ヒトラーと対峙したアメリカ大使一家』
2016年1月4日1933年6月、いくつもの偶然が重なってシカゴ大学教授のドッドは、ローズベルト大統領からナチ政権下となって初めての駐独アメリカ大使に…more
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真実はひとつ。人はそれにたくさんの名前をつけて語る──『千の顔をもつ英雄』
いまどき、神話について何かを知っている意味があるのだろうかと問いかける人もいるだろう。しかし、神話はいまだに語り継がれ、構造を受け継…more
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メルカトルからグーグルへ『世界地図が語る12の歴史物語』
2015年12月14日古代バビロニアに始まり現代で終わる、地図についての物語集だ。それぞれの地図が作られた時代が語られ、その意味とインパクトが語られる。一…more
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『第三帝国の愛人』アメリカ大使一家が見た、ナチスの暗い真実
2015年11月24日何かが根本的に変わってしまい、引き返す事が出来なくなる事態に至ったことが、遍く理解されるときというのは、その時代に生きる人々にとって…more
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『ペルシア王は天ぷらがお好き?』言語学から見る食の歴史には、驚きがいっぱい!
天ぷらの語源がポルトガル語の「調理」を意味する「tempero」だとされることは、今日では多くの人の知るべきところであろう。しかし、…more
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『エラい人にはウソがある』 中国の出川哲朗?ダメっぷりこそ孔子の魅力
「昔は良かったよねー」とぼやき、ノスタルジーという名のお花畑に住む老人や、世にはびこる非科学な通説を統計を使って切り捨ててきた謎のイ…more
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『アメリカを変えた夏 1927年』
2015年10月29日アメリカが世界に冠たる超大国へと変貌を遂げた「狂騒の20年代」が、時代の申し子たちの多彩なエピソードを丹念に拾いながら描…more
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『動くものはすべて殺せ アメリカ兵はベトナムで何をしたか』
2015年10月28日本書は2013年にアメリカ本国で刊行された。軍の捜査記録をもとにベトナムにおける戦争犯罪の本が書かれたのは、はじめてのことだった。ま…more
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苛烈な暴君か、有能な君主か 『人間・始皇帝』
秦の始皇帝とはどんな人だったのか。紀元前259年に生まれ13歳で秦王に即位、39歳で天下を統一して49歳で亡くなる。「最初の皇帝」を…more
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『ブラッドランド ヒトラーとスターリン 大虐殺の真実』
2015年10月25日本書がアメリカで刊行されたのは、2010年秋のことだった。新たな観点からヨーロッパ史を語った試みとして注目を集め、その後五年のあいだ…more
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『ロマネスク美術革命』
西洋の美術と言えば、端正な古代ギリシア・ローマ、天を衝く中世のゴシック、遠近法と解剖学的な人体表現によるルネサンスがスタンダードであ…more
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『ナチ科学者を獲得せよ!』アメリカの繁栄に秘められた、ナチの影
第三帝国の終焉が近づきつつある、1944年11月26日。フランスのストラスブールでは連合軍とドイツ軍が激しい砲火をまみえていた。そん…more
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『ヒトはこうして増えてきた 20万年の人口変遷史』
2015年10月2日少子高齢化に悩むわが国では、ようやく人口政策の是非が議論され始めた。しかし人口問題は難度が高い。昨年「人口の世界史」(マッシモ・リヴ…more