世界史
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『地図の物語』創造力の拡張
本書はナショナルジオグラフィックから出版された地図を纏めた一冊である。太古の地図から、空想世界の地図、大遠征や探検の地図、衛星写真の…more
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『世界をつくった6つの革命の物語 新・人類進化史』 グーテンベルクがインターネットの生みの親?
"体重わずか数グラムのハチドリは、ほとんどの鳥が真似することも困難な能力を持っている。ハチドリは羽を回転させることで、羽を打ち上げる…more
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『コーネル・ウェストが語るブラック・アメリカ 現代を照らし出す6つの魂』
2016年7月28日著者コーネル・ウェストは、肩書きや職業だけではとてもとらえきれない人物である。強烈なひとつの魂、ひとつのパワーがとりあえず哲学者の姿…more
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『国際秩序』 キッシンジャーが語る世界史
"イギリスが国民投票でEU離脱を決め、アメリカでは銃の乱射事件が頻発し、南シナ海の緊張は高まり続け、イスラム過激派は世界のあらゆる都…more
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賢人か俗物か『セネカ 哲学する政治家 ネロ帝宮廷の日々』二つの顔を持つ男
『怒りについて』や『生の短さについて』や『書簡集』などを著した古代ローマの哲学者セネカは二つの顔を持っていたという。ストア派に属し簡…more
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『チャーチル・ファクター たった一人で歴史と世界を変える力』あの有名人が書いたチャーチル論!
毎年数冊はチャーチル関連の本が発売されている。私自身、以前にもHONZでチャーチルを題材にした本をレビューしている。チャーチルという…more
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『空から降ってきた男 アフリカ「奴隷社会」の悲劇』現代版『チャタレイ婦人の恋人』の謎を探る
"2012年9月9日,スコットランド・ヤード(警視庁)に緊急電話が入る。ロンドン西部のモートレイクという街のポートマン通りに死体のよ…more
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剣のように強い力を持った本の記録──『戦地の図書館 (海を越えた一億四千万冊)』
2016年6月5日本書『戦地の図書館 (海を越えた一億四千万冊)』は「第二次世界大戦時に、強いストレスに押しつぶされそうになっている兵士たちの心を癒や…more
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『帝国の参謀 アンドリュー・マーシャルと米国の軍事戦略』我々がここにいるのは、知らせるためであり、喜ばせるためではない
2015年1月、アメリカ国防省のとある職員が93歳で退任した。その男はなんと40年に渡り、ネットアセスメント室(ONA)の長として…more
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『古代東アジアの女帝』
本書は、推古から持統までのわが国の女帝たちと、新羅の善徳、真徳女帝、唐の武則天、都合9名の7世紀に輝いた女帝の鮮烈な生涯を掘り起こし…more
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お金の何が、世界を”動かして”いるのだろう?──『貨幣の「新」世界史――ハンムラビ法典からビットコインまで』
2016年5月5日貨幣の定義を通常よりも拡張し『そこで私は、お金は価値のシンボルだという定義にたどり着いた。』としてみせることで、より広い視点、それも…more