世界史
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『ブレグジット秘録』 心地よい嘘と不快な現実の争い
2016年6月23日、イギリスの国民投票の行く末を世界中が固唾を飲んで見守っていた。英国のEU離脱(ブレグジット)というまさかの結末…more
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新装復刊『大気を変える錬金術』 世界を変えた化学
この本は、化学史上最大の発明と呼ばれるハーバー・ボッシュ法がどのように生み出されたか、2度の大戦に見舞われた20世紀前半の世界で化学…more
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『モンゴル帝国誕生 チンギス・カンの都を掘る』
2017年8月23日人類のグローバリゼーションは海の道と草原の道を結んだクビライ治下のモンゴル世界帝国で最初のピークを迎えた、と一般には考えられているが…more
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『金融に未来はあるか』金融危機の必読書
今年これまでで、もっとも面白かった本である。世界金融危機関連本の必読書と言えるのが『リーマン・ショック・コンフィデンシャル』と本書だ…more
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『歴史の証人 ホテル・リッツ 生と死、そして裏切り』権力の交点となったホテルでの魅惑的な群像劇」
2017年7月31日"第二次世界大戦さなかの1940年6月14日、パリはドイツに占領され、豪奢なホテル・リッツはナチスの拠点とされてしまう。ところが、ホ…more
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『黒海の歴史 ユーラシア地政学の要諦における文明世界』
2017年7月2日「地中海世界」や「環太平洋諸国」と聞けば誰しもそれなりのイメージが浮かぶだろう。ところが世界政治のフォーカルポイントであるにも関わら…more
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『大不平等』 グローバリゼーションは格差をもたらしたのか?
2017年6月22日"グローバリゼーションにブレーキがかかり始めた。欧州での右派政党台頭、トランプの保護主義的政策だけでなく、これまで移民を優遇してきた…more
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『マリー・アントワネットの髪結い 王妃の素顔を見た男』王妃に仕えたある男の生涯
人をどのように評価するかは難しい。人間とは常に多面的かつ多層的な存在だからだ。しかし、私たちが他者を評価する際には、常に人の一面にス…more
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『ペンタゴンの頭脳 世界を動かす軍事科学機関DARPA』 SFを現実に変換する科学集団
1962年10月16日、ソ連が密かに核ミサイルをキューバに設置していることを発見したアメリカ大統領ケネディは、ソ連首相フルシチョフに…more
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『太陽王ルイ14世 ヴェルサイユの発明者』文化現象の北極点を創った男
2017年4月18日時間や空間を図るには確かな基準点が必要となる。しかし、贅沢や美しさという抽象的なものにも基準となる点や線は存在するのだろうか。フラン…more
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『イブン・バットゥータと境域への旅』
14世紀の初めにモロッコで生を受けたイスラームの法官、イブン・バットゥータは、なぜ30年に及ぶ大旅行を達成し得たのか。その背景には、…more
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『ギリシア人の物語Ⅱ 民主制の成熟と崩壊』現代と引き比べるアテネ
2017年3月6日待望の『ギリシア人の物語Ⅱ』が上梓された。急速に隆盛し急速に衰退したギリシア人の歴史を著者は三巻にまとめると最初に語っている。ならば…more
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『火あぶりにされたサンタクロース』12月25日の知的興奮
なぜキリスト教は12月25日をイエスの生誕祭に設定したのか。なぜ、クリスマスに贈り物をするようになったのか?なぜ、大人は子どもにサン…more