新井 文月
-
『天空の地図』創造の記録
本書は、遥か頭上に広がる未知の世界に神意をみた時代から、無人探査機の観測による宇宙像の獲得までの人類の歴史を、美しい絵画と画像で辿る…more
-
『麿赤兒自伝』憂き世 戯れて候ふ
自伝とあるので敷居が高いように思えるが、全くそんなことはない。むしろ本書は、気軽に楽しめる喜劇エンターテインメンだ。喧嘩に明け暮れた…more
-
『PHOTO ARK 動物の箱舟 絶滅から動物を守る撮影プロジェクト』
写真家のジョエル・サートレイは、ナショナル ジオグラフィックと共に「PHOTO ARK(フォト・アーク)」プロジェクトを立ち上げた。…more
-
『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』コンサルティングの終焉
著者は経営戦略コンサルティングの業界で10年間働いた結果、現在のサイエンスベースのコンサルティングは限界を迎えたと述べている。本書で…more
-
まさに龍ブーム『百龍めぐり 関東編』
"本書は仏像や阿修羅ブームとは一線を画す、龍に特化したガイドブックである。 各寺社は、所在地、最寄り駅からのアクセス、宗派、祭…more
-
マネできない『5歳の子どもにできそうでできないアート』
本書は19世紀末から現在までの、100人の芸術家による100作品を取り上げている。構成はオブジェ・殴り書き・かんしゃく・遊び場・怪物…more
-
すべて捨てろ!『死してなお踊れ 一遍上人伝』
本書は、鎌倉時代において「踊り念仏」で知られる一遍上人の評伝だ。こうした本は、仏教用語を使うため堅苦しくなりがちだが、著者は口語で語…more
-
『教養バカ』会話が通じない人へ
本書の最大の特徴は、教養バカ自体を知れることだ。世の中には教養本と呼ばれるジャンルもあり、それらとも大きく異なる。なぜなら教養を間違…more
-
『未来を築くデザインの思想』デザインは人を越えるか
本書はコンピューターが人々の生活に浸透されたのをきっかけに、生み出されたデザインの数々を紹介し纏められたものだ。本書に登場するデザイ…more
-
『礼服(らいふく) ―天皇即位儀礼や元旦の儀の花の装い―』
本書では1200年近く古式の装束として存在し、日本最高の正装として君臨してきた礼服に込められた意義から、現代にまで広がっていったドレ…more
-
『地図の物語』創造力の拡張
本書はナショナルジオグラフィックから出版された地図を纏めた一冊である。太古の地図から、空想世界の地図、大遠征や探検の地図、衛星写真の…more
-
万の心を操る『シェイクスピア 人生劇場の達人』
本書はシェイクスピアが生きた動乱の時代を踏まえ、彼の人生と作風、そしてシェイクスピア・マジックと呼ばれる作品トリックなどを解明してい…more
-
『僕はダ・ヴィンチ』天才の正体
本書ではレオナルドの複雑な生い立ちから、フィレンツェでも最高の芸術家とされる師ヴェロッキオに出会えたこと、その技術をもって制作するル…more