首藤 淳哉
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『香川にモスクができるまで』在日ムスリムの素顔
2023年4月15日香川にモスクができるまで 作者: 岡内大三出版社: 晶文社発売日: 2023/1/26 読書に付箋は欠かせない。知らなかったこと、驚…more
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『師弟百景』「背中を見て覚えろ」はもう古い!?
「秘伝のタレ」というやつが嫌いである。テレビで飲食店が紹介される際によく耳にするが、あまりにいい加減だと感じる。鰻のタレも焼鳥のタレ…more
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『千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話』
2023年3月18日一見、ライトノベルを思わせるタイトルだが、本書は紛れもない実話である。ただし著者の半生は、まるでラノベの主人公のようにユニークだ。 …more
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『小山田圭吾の「いじめ」はいかにつくられたか』情報社会の「災い」の構造を読み解く
東京五輪直前の猛バッシングを覚えている人も多いだろう。世間から指弾されたのは、国際的にもその音楽性を高く評価されていたミュージシャン…more
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『東京医大「不正入試」事件』特捜検察のシナリオ捜査が父と息子の人生を狂わせた
2023年2月14日人の記憶にはバイアスがある。「文部科学省汚職事件」と総称される一連の出来事の中で人々の記憶に今も残るのは、おそらく東京医科大学医学部…more
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『安倍晋三 回顧録』歴代最長政権の舞台裏を明かす
注目の一冊がついに刊行された。巻末の人名索引まで含めると472ページだが、厚さはまったく気にならない。面白すぎて一気呵成に読み終えた…more
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『ネット右翼になった父』「なぜ?」の先に「分断」を解消するヒントが見えてくる
2023年2月3日身近な人が豹変してしまうのを見るほど辛いことはない。家族が認知症になったとか、カルトに入信したとか、そんなハードな話なら聞いたことも…more
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『母という呪縛 娘という牢獄』異常な母娘関係を描いた事件ノンフィクション
殺人はけっして許されない。人を殺せば刑事罰に処される。それがこの社会の当たり前のルールである。だが時に、その「当たり前」が揺らぐこと…more
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『黒い海 』 海の『エルピス』調査報道が明らかにする未解決事件の「真実」
2023年1月5日興奮冷めやらぬままこれを書いている。すごいノンフィクションを読んだ。大晦日に読み始め、気がついたら年が明けていた。この本は読み始めた…more
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『国商』権力と一体化した男の実像
政商という言葉はあるが、国商は聞いたことがない。 政商とは、時の権力と結託して特別な利益を貪る商人のこと。国商はさしずめ国家と一体化…more
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『オスとは何で、メスとは何か?』性は多様で当たり前
男と女のあいだには、深くて暗い河があるという。それは真っ赤な嘘だった。 男と女、広く生物でいえばオスとメスは、独立して存在しているわ…more
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『ボーダー 移民と難民』私たちの内なる境界を考える
2022年12月14日本が好きで良かったことのひとつは、読むたびに自分がいかにものを知らないかを思い知らされることかもしれない。読めば読むほど、無知を痛感…more
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『笑い神』漫才とは何か。笑いとは何か。
徒手空拳、という言葉がある。手に何も持たず、身ひとつで何かにのぞむことを指す。 漫才は文字どおり徒手空拳の芸だ。サンパチマイクの前で…more
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『天路の旅人』「希有な旅人」の壮大な旅を描く大作
「沢木耕太郎が旅の本を出すらしい」 そんな噂を聞いたのは、そろそろ梅雨も明けようかという頃だった。 書棚からあわてて『深夜特急』を引…more
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『コード・ブレーカー』生命科学の最前線を描く話題作
2022年11月21日ぼちぼち年末だというのに、年内に読み切れるのか途方に暮れるくらい注目のノンフィクションが目白押しである。その中でひとつだけ選べと言わ…more