堀内 勉
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『The Future of Humanity(洋書)』人類が生き延びるためには何が必要で、今の科学技術でどこまで実現できるのか?
2018年4月3日"カク氏の本は翻訳が出るたびに必ず購読しているが、特に、スターウォーズのデス・スターやスタートレックの転送装置など、SFに出てくる科…more
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『今の科学でここまでわかった 世界の謎99』古代文明から超常現象、宇宙、生命まで
2018年3月23日"本書は、ナショナルジオグラフィックの人気シリーズ、「絶対に行けない 世界の非公開区域99」「絶対に見られない 世界の秘宝99」「絶…more
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『会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているのかもしれない。』変わろう、動こう。
2018年3月22日"我々は皆、もう旧来の日本型会社システムがワークしなくなっていることに気づいている。 しかしながら、世の中全体がおかしい時には、常…more
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『日本画とは何だったのか』そして日本における近代性とは何だったのか?
2018年3月8日"「日本画とは何なのか?」、この問いに正面から答えられる人がどれだけいるだろうか。 日本画という芸術を成り立たせているのは、膠や墨…more
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『経済史 いまを知り,未来を生きるために』人間の限りない欲望と弱い規範
2018年3月5日本書は、東京大学で西洋経済史の教鞭をとり、東大EMP(エグゼクティブ・マネジメント・プログラム)の講師も務める小野塚知二教授のこれま…more
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『マネーの代理人たち ウォール街から見た日本株』生活者としての金融プロフェッショナルたち
2018年2月28日本書に映画の『ハゲタカ』や『ウォール街』に見られるような劇的なストーリーを期待すると、肩透かしをくらうことになる。本書は、巨大機関投…more
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『ティール組織 マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』働き方改革、その前に
2018年2月4日久しぶりに画期的な組織論の本に出会った。この『ティール組織 ― マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』は、単なるビジネス書では…more
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『自衛隊元最高幹部が教える 経営学では学べない戦略の本質』絶対に負けられないことを前提に
2018年1月25日"兵法書や軍事書といえば、孫武の『孫子』とクラウゼヴィッツの『戦争論』が代表格で、両書とも指揮官教育において不可欠な教材として、日本…more
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『信用の新世紀 』ブロックチェーン後の未来にやってくるのは、物々交換の時代
2018年1月10日"読み始めて直ぐに、この本のタイトル「信用の新世紀」と「ブロックチェーン後の未来」の意味するところが理解できた。ここには、ブロックチ…more
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『結論は出さなくていい』番組プロデューサーが語る、「脱構築」の指南書
2017年12月25日本書『結論は出さなくていい』を一言で言い表すなら、現代を支配する浅薄でしかも強固な固定観念を打ち破るための、知的誠実さによって貫かれ…more
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『猫はためらわずにノンと言う』吾輩は吾輩である
2017年12月23日本書『猫はためらわずにノンと言う』は、フランスでベストセラーとなり、22カ国で翻訳された、猫に学ぶ自由な生き方の指南書である。歴史を…more
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『アメリカンドリームの終わり』格差社会は、いかにして助長されてきたのか
2017年12月4日本書『アメリカンドリームの終わり あるいは、富と権力を集中させる10の原理』は、ノーム・チョムスキーへのインタビューによるドキュメン…more
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『経営の針路』日本企業の経営は、世界からどのように乖離してきたか?
2017年9月28日本書は、マッキンゼーの日本支社長からカーライル・ジャパンの共同代表を経て、現在、早稲田大学ビジネススクールの教授を務める平野正雄氏の…more
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『仕事と家庭は両立できない?』男性の平等が達成されなければ、女性の平等も実現しない
2017年9月25日自分自身の経験を通じて著者が直面したのは、アメリカの経済と社会の構造が今のまま変わらないのであれば、仕事と家庭の両立は、大学教授など…more
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『芸術・無意識・脳』人の心は、どこまで解明されてきたのか
"「ウィーン1900年」という特異な時代を起点に、本書は芸術と脳科学という二つの側面からのアプローチを通じて、芸術の創造や鑑賞を可能…more