堀内 勉
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『地方創生大全』唯一最大の課題は、稼ぐことと向き合うこと
2016年12月29日木下氏は、地方再生のポイントは「稼ぐことと向き合うこと」であると喝破して、次のように語っている。「稼がず、再配分の資金をもらって適当…more
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『最後の資本主義』資本主義を脅かしているのは、信用の弱体化である
2016年12月18日新しい資本主義の未来に対して、著者のライシュ教授はアメリカ人らしくあくまでも楽観的である。「未来を楽観できるさらに大きな理由に、私た…more
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『ブロックチェーン・レボリューション』この技術が世界を変える、あなたがそれを望むなら
2016年12月13日希望が失望に変わる中で時代の閉塞感が生まれ、それがBrexitやトランプ現象に現れているように思う。こうした閉塞感に対して、ブロック…more
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『毎日こなべ』食材の味を吟味しながら、少しずつ頂く
2016年12月10日『まいにち小鍋』では、色々な鍋料理を作るために必要な小鍋のバリエーションも紹介されている。ひとつは基本の土鍋(鍋の種類に応じて白色と…more
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『宇沢弘文 傑作論文全ファイル』経済学は人を幸せにしているのか?
2016年12月5日本書は、故宇沢弘文先生の研究生活の後半40年にわたる代表的な論文をひとつの形にまとめたものである。宇沢先生のノートパソコンに入ってい…more
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『バブル 日本迷走の原点』社会全体としての歴史の記憶と知恵の蓄積が必要だ
2016年11月28日なぜバブルは繰り返し起きてしまうのかを考えた時に、永野氏と全く同じように、社会全体としての歴史の記憶と知恵の蓄積の必要性を痛感する。…more
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あなたの「ふつう」をあつらえる 『未来食堂ができるまで』
2016年11月1日数々のユニークな仕組みを導入している未来食堂だが、ここのすごい所は、店舗の収支実績と計画を全部開示していることで、それを見ると早くも…more
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『Dining Out in Boston(洋書)』レストラン、その知られざる役割について
2016年10月27日レストランというのは、単に外で美味しい物を食べる場所だとだけ理解している人がいるかも知れないが、この本を読むとそれはレストランの役割…more
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『都市と地方をかきまぜる 』 都市住民を閉じ込める、二つの「見えない檻」
2016年10月16日これまで語られていた「地方創生」の問題点は、人口減少、高齢化にあえぎ、消滅の危機に瀕する地方をどうするかがテーマだった。しかしながら…more
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『生と死のケルト美学』アイルランド人に学ぶ、アートシンキングという思考法
2016年10月13日本書で紹介するケルトとはアイルランドのケルトのことである。そして、このアイルランドのケルト文化を、『静かなる男』、『ONCE ダブリ…more
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『住友銀行秘史』戦後最大の経済事件、イトマン事件を告発したのは私です
2016年10月12日本書は、日本における「戦後最大の経済事件」と言われたイトマン事件を、銀行側からの証言で綴った貴重な資料である。当時、自分は住友銀行東…more
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『いま世界の哲学者が考えていること』21世紀の哲学は、現実社会の問題に対してどう向き合って行くのか?
2016年10月10日本書は先ず、意識を分析する17世紀の「認識論的転回」、言語を分析する20世紀の「言語論的転回」、それに続く20世紀後半の「ポストモダ…more
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『Interpreting Our World: 100 Discoveries That Revolutionized Geography(洋書)』地理学が人類にとって如何に重要であるか
2016年10月3日地理学というのは、ある特定の地域についての単純な記述ではなく、地球に関するありとあらゆる発見の記述であり、それ故に、これまで人類が成…more
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『ジビエ教本 野生鳥獣の狩猟から精肉加工までの解説と調理技法』自分で獲って、自分で捌く
2016年9月30日著者である依田誠志シェフの特別な所は、自分で獲ったジビエを「ラシャッス」で提供していることである。散弾銃だけでなくライフルも所持する…more
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『フィンランド人が教えるほんとうのシンプル』比べず、執着せず、自分らしく
2016年9月26日著者のモニカ・ルーッコネン氏は、フィンランド在住の作家で、かつフィンランドのライフスタイル専門家。本書では、古い家具を使う/食品を「…more