「解説」から読む本
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『世界を破綻させた経済学者たち 許されざる七つの大罪』
2015年8月21日経済関係のコラムニストである著者J・マドリックは本書で、この2008年アメリカ発の金融危機の主犯として、主流派経済学者たちの「…more
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『シンギュラリティ大学が教える飛躍する方法 ビジネスを指数関数的に急成長させる』
2015年8月6日本書は2014年10月に出版された「Exponential Organizations」の邦訳である。「Exponential」とは…more
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『市場は物理法則で動く 経済学は物理学によってどう生まれ変わるのか?』
2015年8月2日市場均衡、合理的期待、効率的市場仮説...。これまでの経済思想では、もはや現実の世界を説明することは出来ない。物理学の視点から、経済…more
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『ゾンビの科学 よみがえりとマインドコントロールの探究』
2015年7月18日本書は〝死〟からの「よみがえり」についても探っていく。一線を越えてしまった科学者や医師たちのただならぬ熱情には圧倒されるだろう(そし…more
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『その<脳科学>にご用心 脳画像で心はわかるのか』
2015年7月7日本書は脳科学を否定するものではない。脳科学や脳画像法の発展は、科学史における(そして現代史における)画期的な出来事であり、その将来が…more
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『沈黙の山嶺 第一次世界大戦とマロリーのエヴェレスト』
本書は Wade Davis, Into the Silence: The Great War, Mallory, and the …more
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『ネアンデルタール人は私たちと交配した』「ズル」をしないで大逆転した男の一代記
2015年6月27日スウェーデン人の分子古生物学者、スヴァンテ・ペーボ。彼とその仲間たちはネアンデルタール人のゲノムを明らかにして、私たちホモ・サピエン…more
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『国際指名手配 私はプーチンに追われている』
2015年6月26日本書は2015年2月にサイモン&シュスター社から出版されたばかりの『Red Notice: A True Story of High…more
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『こうして、世界は終わる すべてわかっているのに止められないこれだけの理由』
2015年6月25日時代設定は西暦2393年。温暖化による海面上昇で西洋文明が崩壊してから、300年の時間がたっている。第2次中華人民共和国の歴史研究者…more
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『ホワット・イフ? 野球のボールを光速で投げたらどうなるか』
2015年6月23日「すべての人間が一カ所に集まってジャンプしたらどうなるか?」など、ふと気になっても、「いや、そんなことはありえない」と、うっちゃって…more
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『人工知能 人類最悪にして最後の発明』
2015年6月19日2014年末に『タイム』誌は、AIによる人類滅亡を論じる重要な識者5人を選んだ。ホーキングやマスクと並んでそこに挙げられたのが、本書…more
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『二重螺旋 完全版』訳者あとがき by 青木薫
2015年5月29日ワトソンのその著作が刊行されてから40年あまりの時を経て、このたび本書『二重螺旋 完全版』(原題 THE ANNOTATED A…more
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『凄い!ジオラマ』人間くささがあるから、「再景」「現景」ではなく「情景」なのです
2015年5月8日情緒とは、人間くささだと考えます。情景師アラーキーこと、人間・荒木智に40年以上にわたって堆積してきた、体験、記憶、感性、思考、情念…more
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『撤退するアメリカと「無秩序」の世紀 そして世界の警察はいなくなった』
2015年4月24日本書はスティーブンズ氏の初の著作である。オバマ政権の誕生以来、アメリカは内向きの外交政策を展開しているが、それによって生し…more
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『日本の反知性主義』編著者まえがき by 内田 樹
今回の主題は「日本の反知性主義」です。ホーフスタッターの『アメリカの反知性主義』は植民地時代から説き起こして、アメリカ人の国民感情の…more