HONZ記事
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死とどう向き合うべきか──『現代の死に方: 医療の最前線から』
2018年12月25日死は一つだが死に至るルートは複数あり、自分はまだ死んだ経験はないので、備えようと思っても難しいものがある──と、そんなことを考えてい…more
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『ホンダジェット 開発リーダーが語る30年の全軌跡 』
2018年12月23日本書は、単なる航空機の開発史や技術論という枠組みを超え、企業の経営戦略、技術開発における長期的視野、リーダーシップ論、チームとは何か…more
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今週のいただきもの:2018年12月16日週
2018年12月22日年末ということで少し贅沢をしようと、すき焼きを食べました。すき焼きは関東と関西で食べ方が異なりますね。関東では、わりしたで肉や野菜を…more
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『空をゆく巨人』国境を越えた友情を追う
第16回開高健ノンフィクション賞受賞作は川内有緒『空をゆく巨人』に決定した。ノンフィクション好きはこの作者の名に見覚えがあるかもしれ…more
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『日本史で学ぶ経済学』趣味としての教養で心豊かに
『日本史で学ぶ経済学』は、「趣味としての教養」のニーズを満たす一冊だ。享保の改革について「足高の制」や「目安箱」などを中学校で学んだ…more
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『サピエンス異変 新たな時代「人新世」の衝撃』人類史の最新トピック「人新世」問題とは?
"本書『サピエンス異変』は、「人新世」問題を大胆に提起したノンフィクションPrimate Change: How the world…more
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生きて帰らなければなりません、絵を描くために『無言館――戦没画学生たちの青春』
かれらは生きたかったにちがいない。生きて絵を描きたかったにちがいない。そうした思いが何十点も集まれば、きっと何か、ぼくたちの想像をこ…more
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『フェルメール』写真家・植本一子のフェルメール「全点踏破」の旅
2018年12月17日"このように、あなたが実際に旅に出たような錯覚に陥るのは、植本一子さんの文章が、美術館に流れる空気の流れと、彼女の繊細に揺れ動く心を…more
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『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』哲学界の「ロックスター」が語る、世界が存在しない理由
本書は、「欲望の資本主義」「英語でしゃべらナイト」「爆問学問」「ニッポンのジレンマ」「人間ってナンだ?超AI入門」「ネコメンタリー」…more
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異なる道筋で進化した「心」を分析する──『タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源』
2018年12月16日タコには5億個ものニューロンがあり(これは犬に近い。人間は1000億個)、脳ではなく腕に3分の2が集まっている。犬と同じニューロンっ…more
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『50 いまの経済をつくったモノ』経済学の視点から技術を見つめる一冊
人類が発明した50のモノを、洗練された筆致で書き綴った、気軽な読み物だ。取り上げられているのは「コンクリート」や「紙」など手で触れら…more
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今週のいただきもの:2018年12月9日週
2018年12月15日ここ数日グッと寒くなり、いよいよ年末感が出てきましたね。クリスマスやお正月には、特別な食事をとる方も多いのではないでしょうか。そんな…more
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『(あまり)病気をしない暮らし』(略称:あま病)を読んで健やかに!
2018年12月14日ベストセラー『こわいもの知らずの病理学講義』についで、二匹目のドジョウを狙って出しました。笑って読んで健やかに。ダイエット、お酒、が…more