HONZ記事
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『朝、目覚めると、戦争が始まっていました』 未来を知らない十二月八日の言葉
2018年8月9日意表を突かれた。企画も内容も構成も、見事という他ない本だ。毎年、終戦の日にむけて様々な本が出版されるが、とりわけ異彩を放つ本である。…more
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ほら、あなたの隣にも! 見てびっくりのサイズ感『リアルサイズ古生物図鑑 古生代編』
2018年8月8日本書は古生物図鑑である。が、これまでの図鑑とは一味違う。とっくの昔に絶滅してしまった古生物たちが現代の私たちの生活シーンにこっそりと…more
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HONZ in APU② 学生たちが暮らすAPハウスは、異文化が混ざり合う場
2018年8月7日開学からこれまで、世界147カ国・地域の生徒を受け入れており、現在も88カ国・地域から集まった生徒が学んでいる立命館アジア太平洋大学…more
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『無脊椎水族館』得体のしれない彼らに会えば、人生が救われる、新しい発見がある!
2018年8月6日世の中では《おじさんひとり水族館》がブームだと宮田は断言する。どうやら疲れた男が向かうのは水族館の暗がりらしい。訪れた先には必ずそん…more
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HONZ in APU① 立命館アジア太平洋大学、そこは天空のキャンパスだった!
「別府八湯(はっとう)」という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれない。ひとくちに別府と言っても、主に八つの温泉で構成されており、…more
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『エンジェル投資家』人が重要なのではなく、人が全てである
2018年8月5日本書は、アメリカを代表するエンジェル投資家のジェイソン・カラカニスによる、スタートアップ企業への投資のための指南書である。ベンチャー…more
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今週のいただきもの:2018年7月29日週
2018年8月4日今週、恵比寿のスペイン料理屋でバイトのOG会をしました。カタルーニャ出身のシェフが腕を振るうこのお店は、まるでスペインにいるかのよう…more
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『わけあって絶滅しました。』を買ったのは、どういう人たちなのか?
一昨年からずーっと続いてきた生き物ブームに変化の兆しが見えてきました。Twitterコメントがバズり、予約殺到全国的な品薄が発生した…more
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『鉄路2万7千キロ 世界の「超」長距離列車を乗りつぶす 』旅行作家の矜恃
2018年8月2日本書の企画は、世界の長距離列車の運行距離に惹かれてランキングを作ったところから出発している。9〜10ページのランキングを見ると、私に…more
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『あの戦争から遠く離れて 私につながる歴史をたどる旅』
2018年7月31日城戸さんは、中国残留孤児だった父親の半生と、自身の中国留学体験と、元・中国残留孤児たちによる国家賠償を求めての裁判闘争を、すべてこの…more
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今週のいただきもの:2018年7月22日週
2018年7月28日今週はHONZもお世話になっている水代優さんの新刊イベントにお邪魔してきました。私自身、ちょうど新しいことを始めようとしている時なの…more
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『自衛隊失格 私が「特殊部隊」を去った理由』完全燃焼を目指した男がぶつかった官僚組織という壁
著者、伊藤祐靖は自衛隊初の特殊部隊である海上自衛隊の「特別警備隊」の創設に携わり、部隊創設後は先任小隊長として技術の向上に努めた人物…more
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『トレバー・ノア 生まれたことが犯罪! ?』世界は好きなように生きられるところだということ
本書は、トレバー・ノアというコメディアンのエッセイ集です。2018年にはグラミー賞のプレゼンターをつとめ、アメリカでは知らない人はい…more