HONZ記事
-
あなたは「神」を信じますか? 『科学者はなぜ神を信じるのか』
あなたは、創造主としての神を信じるだろうか。素粒子論を専門とする一流の理論物理学者にしてカトリック教会の助祭でもある三田一郎先生によ…more
-
『Bullshit Jobs: A Theory(洋書)』どうでもいい仕事を理論化する
グレーバーが”bullshit job”という言葉を思い付いたのは、カクテルパーティーで自分の仕事について話したがらない人に、一度な…more
-
『夢の猫本屋ができるまで Cat’s Meow Books』猫が本屋を助け、本屋が猫を助ける
"2017年夏、東急世田谷線西太子堂近くに開店した本屋の名前は「キャッツミャウブックス」。名前の通り、猫に特化した本屋である。 猫…more
-
『酒の起源―最古のワイン、ビール、アルコール飲料を探す旅』「食」から人類の歩みを知る
酒をテーマに選ぶ研究者や編集者たちは、酒に酩酊効果だけではない、アートを感じ取っているからかもしれない。タイトルがおしゃれというだけ…more
-
古典文学やベストセラーを統計を通して分析する──『数字が明かす小説の秘密』
2018年7月25日小説を評する、分析するといえば基本的には一人の人間が精読することによってそこで用いられている技法や、他の作品との関連、歴史的な意義な…more
-
『スモール・スタート あえて小さく始めよう』会社員のうちに始めよう
2018年7月23日新しいことを始めたい、だけどなかなか始められない。そう思っている人のやらない理由を、一つずつ消していってくれる一冊だ。著者の水代優さ…more
-
今週のいただきもの:2018年7月15日週
2018年7月21日毎日溶けるような暑さですね。暑いと食欲が無くなりますが、そんな時でもエスニック料理は食欲が湧きます。ベトナム風のつけ麺である「ブンチ…more
-
『ノモレ』アマゾンの先住民を描いたノンフィクション文学の金字塔
一昨年夏に放送されたNHKスペシャル「大アマゾン 最後のイゾラド」の姉妹作品である。イゾラドとは、文明社会と接触したことのないアマゾ…more
-
『ノモレ』映像あっての作品ではなく、この本自体がひとつの世界をもった小宇宙である
2018年7月18日冒頭から歌うように始まるこのノンフィクションは、アマゾンで100年前に生き別れたイソラド(文明にまったく接していないアマゾンの部族)…more
-
『「自然」という幻想 多自然ガーデニングによる新しい自然保護』
2018年7月16日ここ10年ほど、その新時代を展望する出版が英語圏で目立っている。一端は関連の翻訳書(ピアス『外来種は本当に悪者か』〔草思社〕など)を…more
-
『直島誕生 過疎化する島で目撃した「現代アートの挑戦」全記録』Don’t think. Feel!
2018年7月15日秋元雄史氏の『直島誕生』は、現代アートに関わる全ての人々にとって必読の書である。直島を舞台に、日本における現代アートがどう生まれ、ど…more
-
今週のいただきもの:2018年7月8日週
2018年7月14日【虫注意!】HONZのいきもの係塩田春香、シャークジャーナリストの沼口麻子さん、冒険歌手の峠恵子さんたちと珍獣食のお店に行ってきまし…more
-
『えげつないいきもの図鑑 恐ろしくもおもしろい寄生生物60』
本書は、おそらく日本初の、子どもも楽しめる「寄生生物の図鑑」です。写真は一切使っておらず、一部の寄生生物の魅力でもある「グロテスクさ…more