HONZ記事
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『パスポート学』私が私であること、それを証明すること
2017年2月7日本は迷わず買うほうだが、それでも店頭だとパラパラとページをめくってみたり、少しだけ前書きや後書きを読んでみたりする。そんな中、表紙を…more
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『フンボルトの冒険 自然という<生命の網>の発明』 多事多難な探検と、そこから芽生えたアイデアの数々
偉大な探検家にして傑出した博物学者。壮年の文豪ゲーテに再び情熱の火を点し、その著書によってダーウィンをビーグル号乗船へと促した男。ジ…more
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『ヒトの遺伝子改変はどこまで許されるのか ゲノム編集の光と影』イノベーションに突きつけられた、大きな課題
2017年2月6日生殖医療技術と遺伝子改変技術の目覚しい進展により、人類はすでに、自分たちの遺伝子を改変する時代に入っている。本書の「遺伝子改変は"ど…more
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『死にゆく患者と、どう話すか」医師・看護師のための超・実践的コミュニケーション論
本書は日赤医療センターで、進行がん、特に肺がんの治療を専門とする國頭英夫医師が、日本赤十字看護大学の1年生に行ったコミュニケーション…more
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なぜ薬物依存が減らないのか『ドラッグと分断社会アメリカ 神経科学者が語る「依存」の構造』
確かにコカインやマリファナといった薬物には"依存"はある。だが、世間一般に流布しているイメージは科学的に正確とは言い難いものだ。違法…more
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今週のいただきもの:2017年1月29日週
2017年2月4日大人になるとなかなか行く機会がないのですが、今度ディズニーランドに行くことになりそうです。ディズニーランドはエリアごとに様々なBGM…more
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『わたしはこうして執事になった』なぜ「使用人」になるのか? 何が楽しみなのか?
数年前にチャーチルの生家、ブレナムパレスに行ったことがある。その真ん中に屹立するのは200以上の部屋を持つまさにお城であり、その中で…more
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『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』失敗と、どのように向き合うのか?
『失敗の科学』というタイトルからは、直ちに「失敗学」を連想する。これは、『失敗学のすすめ』 で有名な東京大学の畑村洋太郎名誉教授が提…more
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『ブスの本懐』盛り込みすぎて、何のことだか分からなくしてしまえ!
2017年2月3日本書は、日頃タブー視されがちな「ブス」という言葉を、これでもかというほど盛り込んでいる。ブスという言葉を避けるのではなく必要以上に用…more
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『ブレイクスルーへの思考』と『つながる脳科学』で知の広大さと深遠さを堪能する
東大の異端児的存在である東京大学先端科学技術研究センター(先端研)に所属する11名の研究者へのインタビュー集だ。「これまでの大学の殻…more
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『オスとメスはどちらが得か?』モテるためには命をかけて戦う
2017年2月1日全ての生き物はオスでもメスでも恋をすることに命をかけている。そこに損得なんて野暮じゃないだろうか。特にこれから恋をする若者たちに読ん…more
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『方言萌え』SNSで加速する、方言コスプレとは何か?
2017年1月31日本書は地域に結びついた素の言葉である「方言」ではなく、テレビやラジオ、インターネットから地元のお土産物まで様々なコンテンツの中で加工…more