HONZ記事
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『国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動』生まれた国だから守りたい。
2016年8月16日日本の自衛隊には特殊部隊がつい先ごろまでなかったことを知っているだろうか。ある大事件が起こり、それが発端となって創隊が計画されたのが…more
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「とと姉ちゃん」のモチーフ 『「暮しの手帖」とわたし』
2016年8月15日毎朝ご覧の方も多い、NHK朝の連続ドラマ小説『とと姉ちゃん』。そのヒロイン、小橋常子のモチーフになったのが、戦後の暮らしを明るくし、…more
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『あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた』
この本で紹介されている知見は、2008年にはじまったヒトマイクロバイオーム・プロジェクトの研究成果がベースになっている。このプロジェ…more
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人生観が、そして人生が変わる 『死すべき定め
死にゆく人に何ができるか』2016年8月14日人間にとってただ一つ確実なことは、いずれ死ぬということだけだ。しかし、いつ死ぬのか、どのように死ぬのかはわからない。年老いて不自由に…more
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今週のいただきもの:2016年8月7日週
2016年8月13日先日、敦賀へ釣りに行きました。60センチ越えのサワラやスーパーだと一杯800円するようなアオリイカ、スルメイカなどが釣れます。イカと…more
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『サイボーグ化する動物たち』 生命の操作は人類に何をもたらすか?
"科学の進歩は、地球に生命が誕生して以来の数十億年どこにも見られなかった奇妙な生き物を生み出している。バイオテクノロジーによる遺伝子…more
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映画『シン・ゴジラ』のファンは、どのような本を買っているのか?
2016年8月10日映画『シン・ゴジラ』が話題を集めています。関連する本、雑誌も多く発売されており書店店頭も盛り上がりを見せていますが、この「ゴジラ」、…more
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『「ユマニチュード」という革命』 笑うたら、やっぱり嬉しかとばい
2016年8月9日この本には本当に驚かされた。介護の技法書だと思って読み始めたら、これからの時代を生き抜く哲学の本だったのである。ユマニチュードとは、…more
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『神経ハイジャック もしも「注意力」が奪われたら』常識が認識によって書き換えられるまで
2016年8月8日時代の「病理」と呼ばれるものは、必ず初期の段階では気づかれない。沢山の人間が様々な形でその病理の犠牲となることで認識が広まり、それぞ…more
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『酒の科学 酵母の進化から二日酔いまで』
2016年8月7日本書はAdam Rogers著『Proof: The Science of Booze』の邦訳です。著者は、微生物の生理作用と人類の…more
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今週のいただきもの:2016年7月31日週
2016年8月6日先日、外出中にお天気雨に遭いました。晴れているのに雨が降ることを狐の嫁入りと言いますが、狐に化かされているような感覚からそう言うよう…more
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家にピッチピチの伊勢エビがやって来た! さあどうする? 『その道のプロに聞く 生きものの飼いかた』
本書は偶然出会った生きものを楽しく飼う方法を伝授してくれる、ものすごく実用的な本である。昨年紹介した『その道のプロに聞く 生きものの…more