HONZ記事
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「こころ」の深層に触れる3冊 『なりすまし』『誰がために医師はいる』『ネオ・ヒューマン』
2021年8月8日"情報の洪水の現在、私たちにとって何が正解でどれが間違いなのか。特に目に見えない「こころ」の問題はなおさらだ。 例えば1973年1…more
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今週のいただきもの:2021年8月1日週
2021年8月7日引越しをしてから近所の商店街には魚屋がいくつもあるので、自宅で魚を食べることが増えました。刺身や焼き魚、煮魚などもいいですが、最近ハ…more
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『帰還兵の戦争が終わるとき 歩き続けたアメリカ大陸2700マイル』イラクで負った心の傷 終わらない戦争と癒やし
今後も米国では帰還兵の問題が深刻化していくであろう。本書はこの問題に対する1つの処方薬になるかもしれない。そしてこれは、日本が今後、…more
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『あなたの名はマリア・シュナイダー 「悲劇の女優」の素顔』親族の目線で綴る、一人の女優の生涯
2021年8月6日「ラストタンゴ・イン・パリ」は中年男性と若い女性が大胆なセックスを繰り返すイタリア映画で、監督はベルナルド・ベルトルッチ。主役の中年…more
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歴史の影で忘れ去られていた女性暗号解読者たちの活躍に光を当てるノンフィクション──『コード・ガールズ――日独の暗号を解き明かした女性たち』
2021年8月5日近年、ロケットのための計算に明け暮れていた女性たちを描き出したノンフィクション『ロケットガールの誕生』や、ディズニー初期の女性アニメ…more
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『きみが死んだあとで』羽田闘争で亡くなった京大生を悼む14人へのインタビュー
"1967年10月8日、ベトナム戦争反対を叫び佐藤栄作総理の南ベトナム訪問を阻止せんとする全学連と機動隊とが羽田・弁天橋で激突した。…more
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今週のいただきもの:2021年7月25日週
2021年8月1日子どもの頃はおいしさがわからなかったけれど、大人になるとむしろ好物になるものってありますよね。私はゴーヤがそれなのですが、夏になると…more
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『海がやってくる 気候変動によってアメリカ沿岸部では何が起きているのか』沈みゆく米国沿岸部 気候変動最前線の光景
2021年7月31日"気候変動は意見が割れやすいテーマだ。米国には前大統領のように地球温暖化を信じない人々も多いという。陰謀論を信じる者にいくら理を説い…more
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『最悪の予感』穴だらけのスライスチーズ
世界最大の「コロナ敗戦国」になったアメリカ。新型コロナウイルスの感染者数は3440万人。死亡者数は61万人を超えた。これは第一次世界…more
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『働くことの人類学【活字版】 仕事と自由をめぐる8つの対話』で「働き方改革」を笑い飛ばす
2021年7月27日いろいろな社会における働くことの意味や働き方。目からウロコの話ばかりである。何のために働くのか、こんな働き方があるのか、それ以前に、…more
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『ハダカの東京都庁』元幹部が明かす都庁の裏と表
"著者によれば、都庁に長く勤務していると、ある錯覚に陥るという。「世の中を動かしているのは都庁である」、あるいは「都庁の中で起きてい…more
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今週のいただきもの:2021年7月18日週
2021年7月25日みなさんいかがお過ごしですか?私はこの連休ひたすら、小学生の夏休みみたいなご飯を作っています。簡単だけどおいしかったのは、九条葱と柚…more
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『偉い人ほどすぐ逃げる』責任を取らない「偉い人」 日本社会「劣化」の本質
偉い人ほどすぐ逃げる 作者:武田 砂鉄 出版社:文藝春秋 発売日:2021-05-27 『偉い人ほどすぐ逃げる』という、身も蓋もない…more