HONZ記事
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『内心被曝 福島・原町の10年』「心の復興」を遂げた4つの家族の物語
2021年3月18日本書は、日々の生活の中で「心の復興」と真摯に向き合う人間の力強さが伝わってくる1冊である。舞台となる福島県南相馬市は、福島原発から2…more
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『存在しない女たち 男性優位の世界にひそむ見せかけのファクトを暴く』“女性は虐げられている”は勘違いじゃない!
本書ではブラジル生まれの英国籍を持つジャーナリストで女性権利活動家のキャロライン・クリアド=ペレスが、日常生活のなかで常識として通っ…more
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今週のいただきもの:2021年3月7日週
2021年3月13日先日、撮影で立派な長芋をゲットしたので、とろろやお好み焼き、ソテーなどあらゆるものに使いました。我が家で一番のヒットになったのは、長…more
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『ヒトはなぜ自殺するのか 死に向かう心の科学』死について考えることと、生について考えること
テーマがテーマだけに、気分が落ち込んでいるときに読むべき本ではないだろう。しかし、気持ちが落ち着いているときに、自殺というテーマに関…more
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『起業の天才!』リクルート創業社長、江副が社会を不安がらせた理由
世代的に、リクルート事件のことを知らない。むしろ、就職氷河期世代の私にとってのリクルートといえば、「エリート学生を超青田買いしてい…more
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身体と脳の寿命のギャップを埋める処方箋 『脳寿命を延ばす』
2021年3月9日脳寿命を延ばすにはどうしたら良いのか。本書はそこに的を絞って書かれている。私のライフプランは健康長寿が前提だ。50歳で起業して70歳…more
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今週のいただきもの:2021年2月28日週
2021年3月6日だんだんと春らしい陽気になってきましたね。我が家の食卓も春を存分に楽しもうと、春野菜が多く登場します。今週は、ウドの生ハム巻き、菜の…more
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『潜匠 遺体引き上げダイバーの見た光景』宮城の海に潜り続けた男の濃密な半生を描く評伝
その人にしか語り得ない境地というものがある。人生は十人十色だが、特殊な技能が必要で、なおかつ特異な環境に我が身を起き続けた人の軌跡は…more
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『人類とイノベーション 世界は「自由」と「失敗」で進化する』
"リドレーはこれまで、生物学、遺伝、進化、社会など、さまざまな角度から人類史を論じてきた。今回の切り口はイノベーションだ。イノベーシ…more
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『絶望死のアメリカ 資本主義がめざすべきもの』米国が直面する悪夢 レントシーキングの罪
"われわれ人類の平均寿命は延び続け、死亡率は低下し続けている。それは、先進国と発展途上国の別なく起きている。当然、喜ぶべき事象だ。 …more
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忘れられかけていた女性たちの活躍を蘇らせる一冊──『アニメーションの女王たち ディズニーの世界を変えた女性たちの知られざる物語』
2021年3月5日この『アニメーションの女王たち』は、ディズニー・アニメーションの中で、アートに脚本にと活躍してきたにも関わらず、エンドクレジットに…more
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居場所をどう見つけていくか『悲しみとともにどう生きるか』
"「被害にあった人は、他の人が同じような目にあわないために活動をしている人が多い」ということをよく聞く。 大変な使命を背負わされて…more
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『日本の包茎』作られた「恥ずかしさ」をめぐって
「包茎は恥ずかしい」という感覚はどこから来たものなのだろうか。なぜ包茎は恥ずかしいとされるようになったのだろうか。いや、それ以前に、…more