HONZ記事
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『ふくしま原発作業員日誌』原発作業員が安心して働ける社会を目指して
本書は東京新聞で連載されている「ふくしま原発作業員日誌」(2011年8月〜2019年10月)に大幅に加筆を加え書籍化したものである。…more
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舞妓さんの秘密――『花街と舞妓・芸妓の世界』
2020年3月18日"舞妓さん? 京都で歩いているのを見たことがあるかな。そう、多くの人にとっては、観光の景色のひとつか、映画の世界だろう。そこになんと…more
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『岩井克人「欲望の貨幣論」を語る』「貨幣とは何か?」というシンプルで極めて難解な問い
本書は、「貨幣とは何か?」という難問に対し、日本を代表する経済学者の岩井克人が、 30年以上にわたって挑み続けた全記録であるmore
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『探偵の現場』依頼の77%は不倫調査! 奇々怪々な日本の不倫現場ノンフィクション
実際のところ、街角で探偵社のポスターやチラシを見かけたことはあっても、探偵業とはどのような職業でどんな仕事をしているのか、具体的に知…more
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『震災と行方不明』喪われたつながりを求めて
東北学院大学教養学部地域構想学科、金菱清ゼミナールによる震災の記録ブロジェクトから出版された震災関係の本はこれで10冊目になるという…more
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今週のいただきもの:2020年3月8日週
2020年3月14日最近、家で過ごす時間が増え、以前より料理をするようになった方も多いのではないでしょうか。企業もそんな方のために、料理に役立つサービス…more
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『昔は面白かったな 回想の文壇交友録』文壇を回顧する超高齢対談、見え隠れする死の影
"芥川賞を受け、時代の寵児になり、東京都知事も務めた作家の石原慎太郎氏と、同時代を生きた文芸編集者である坂本忠雄氏。対談形式で、昭和…more
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『だれもが<科学者>になれる!』って嘗めとんのかっ!
2020年3月13日「教育とは、学校で習ったことをすべて忘れた後に残っているものである。」アインシュタインの言葉だ。教育をめぐる三冊。共通するのは、興味…more
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そうだったのか!『ウォーキングの科学』で健康に
2020年3月12日健康を維持するには適度な運動が必要だとよく言われます。しかし、適度な運動って何なんでしょう?一日一万歩はキリがいいけれど、医学的根拠…more
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枕、本題、オチの奥深さ 『ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語』
2020年3月9日そろそろ、本題に入りましょう。この本は、一流大学を出て大手企業に就職、その後落語家になった著者が書いた落語の入門書です。この本を読む…more
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『生き物の死にざま』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2020年3月8日テレビで取り上げられたものの売れ方というのは出版業界に限らない、大事なポイントでしょう。本についても「この人がテレビで薦めたら売れる…more
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今週のいただきもの:2020年3月1日週
2020年3月7日今年の春は、山菜をたくさん食べようと心に決めていました。うるい、こごみ、うど、せり、ふきのとうなどを天ぷらにしてよく食べています。山…more
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『戦争は女の顔をしていない 1』女たちの独ソ戦の記憶、決死の覚悟で求めたものとは
発売直後から、私のSNSのタイムラインには「あの名作がついに」「まさかのコミック化」と、賛辞のコメントが相次いだ。独ソ戦という、日本…more