HONZ記事
-
2011-2024 この13年間における最高の一冊
2024年7月15日2011年7月15日にオープンしたノンフィクション書評サイトHONZ。本日2024年7月15日をもちまして13年間のサイト運営に終止…more
-
『あなたがあの曲を好きなわけ 「音楽の好み」がわかる七つの要素』「好みの違い」はこわくない
同じ曲を聴いても、人によってなぜこれほど感じ方が異なるのか。自分が大好きな曲があの人の琴線には触れず、あの人が最高だと言う曲はなんだ…more
-
最新イギリス書店事情は『英国の本屋さんの間取り』で!
2016年以降、イギリスで書店の数が増え続けているという。書店の減少が止まらなかった2010年頃から何がいったい変わったのだろう。コ…more
-
地方と出版、未来への希望『RICE IS COMEDY(ライスイズコメディ)』
「お腹すいたなあ……」 ラーメン店の長い列に並ぶ人たちをぼんやりと眺めながら、つぶやいた。2024年2月、小豆島にあるヤマロク醤油で…more
-
山本義隆著『ボーアとアインシュタインに量子を読む』を読む
2024年7月13日山本義隆さんといえば、毎日出版文化賞と大仏次郎賞をダブル受賞した『磁力と重力の発見』をはじめ、『十六世紀文化革命』や『世界の見方の転…more
-
『日本最後のシャーマンたち』/霊魂との対話
2024年7月10日本書はベルギー生まれの日本学者、ミュリエル・ジョリヴェが著した一冊だ。フランス語圏の読者に向けて出版したものを、逆輸入で日本語に翻訳…more
-
『死の貝――日本住血吸虫症との闘い』奇病撲滅に挑んだ人々の生きた証と、罪なき貝の悲劇
2024年7月9日天正10年(1582年)、甲斐の名門戦国大名・武田家が織田信長の軍に攻められ、今まさに滅亡しようとしていた。追い詰められた武田勝頼に…more
-
『アトムの心臓「ディア・ファミリー」23年間の記録』余命10年、娘を救う人工心臓の開発に挑んだ町工場の矜持
2024年7月8日新型コロナパンデミックのころ、通常では救命困難な重症呼吸不全患者のためECMO(体外式膜型人工肺)を装着した姿がニューズ映像とな…more
-
無限大のドルを求めた果てに逮捕された男の転落記──『1兆円を盗んだ男』
この『1兆円を盗んだ男』は、『マネー・ボール』や『最悪の予感』などで知られるマイケル・ルイスの最新作。今回彼がテーマに選んだ人物は暗…more
-
『絶海 英国船ウェイジャー号の地獄』上半期もっとも興奮したノンフィクション。
1793年にグレートブリテン王国(イギリス)とスペインとの間に「ジェンキンスの耳戦争」という海上の覇権を争う戦争が勃発した。ローバー…more
-
『定年後に読む不滅の名著200選』読書三昧の定年後はステキだぞ!
2024年7月2日本読みは人がどんな本を読んでいるかを気にする。同様に本好きは、自分が読んでいない名著が気になって仕方がない。おそらくHONZの読者も…more
-
『死の貝 日本住血吸虫症との闘い』著者、小林照幸にあの頃のこと訊く
小林照幸『死の貝 日本住血吸虫症との闘い 』(新潮文庫)が注目されている。4月24日に上梓されて以来、現在4刷、累計2万6…more
-
なぜ東洋医学はわかりにくいのか?『医学問答 西洋と東洋から考えるからだと病気と健康のこと』
2024年6月28日この本を読み終えたら、きっと「あぁ面白かった」と思われるはずです。「勝手なこと言うな、なんでそんなことがわかんねん!」とお叱りを受け…more
-
温泉旅館のちょっとええ話、満載! 『宿帳が語る昭和100年 温泉で素顔を見せたあの人』
2024年6月27日「宿帳」である。旅館やホテルでの宿泊では記入が義務づけられているとはいえ、最近はネットで予約しがちなので、印刷されたものにサインする…more