おすすめ本レビュー
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『日本軍兵士 アジア・太平洋戦争の現実』予想を超える厳しい現実に直面した兵士たち
1941年12月8日に始まり、45年8月15日に終結した、アジア・太平洋戦争は日本だけでも軍人・軍属230万人、民間人80万人、計3…more
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『子どもが生まれても夫を憎まずにすむ方法』男女の悩みは世界共通!
2018年1月16日著者のジャンシー・ダンと夫のトムは10年一緒に暮らした後に娘を授かった。仕事は二人ともライターで大人しいタイプ。だから上手くやって…more
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『北朝鮮 核の資金源』国連制裁の最前線で、何が起きているか?
2018年1月15日『北朝鮮 核の資金源 「国連捜査」秘録』は、国連制裁の最前線で何が起きているかを当事者が初めて白日の下にさらした貴重な一冊だ。本書を…more
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『「国境なき医師団」を見に行く』という旅
2018年1月14日世界各地で展開される「国境なき医師団」(MSF)のプロジェクトの現場を、作家のいとうせいこうが、訪ねて、考えて、書いた、という一冊。…more
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『我々はなぜ我々だけなのか』 人類はアジアで大いに進化した
2018年1月12日人類進化の大きな流れを概説しながら、かつてのアジアにどれほど多様な古代型人類が存在したかを、最新の研究結果を踏まえながら教えてくれる…more
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『女子高生 制服路上観察』女子高生の着こなし戦略は、自分らしくチューンナップすること
本書のタイトルだけ見るといわゆるJKビジネス的な何かを連想してしまう人もいるかもしれないがそれは全くの誤解だ。制服メーカーのマーケッ…more
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『信用の新世紀 』ブロックチェーン後の未来にやってくるのは、物々交換の時代
2018年1月10日"読み始めて直ぐに、この本のタイトル「信用の新世紀」と「ブロックチェーン後の未来」の意味するところが理解できた。ここには、ブロックチ…more
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『男の孤独死』 死とは何か、男とは何か。
2018年1月9日著者はベストセラー『「平穏死」10の条件』などの著書をもつ医師だ。病院で1000人、在宅で1000人以上を看取った経験から、在宅で死…more
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『最初に父が殺された』南アジアの楽園で起きた凄惨な歴史
ときに歴史は恐ろしいほどに陰惨な物語を生み出す。民主カンプチアでおきた出来事は、ナチスのホロコーストや、毛沢東の大躍進政策、文化大革…more
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お猫様にもっと奉仕するために、その歴史と生態を知る一冊──『猫はこうして地球を征服した 人の脳からインターネット、生態系まで』
2018年1月5日いったいネコの何が人間をそこまで惹きつけるのだろうか。犬は狩りもすれば防犯にも役にたち、飼い主が苦しんでいれば寄り添って慰めてくれる…more
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『「日本の伝統」の正体』言葉の魔力に振り回されないために
2018年1月3日"日本の伝統とされるものは、明治以降の発明である場合が多い。100年近く続いていれば伝統と呼んでもいいんじゃ、という向きもいるだろう…more
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『悲劇的なデザイン』そのデザインが、命運を分けた
2018年1月1日"デザインのやり方一つで、人が死ぬこともある。まさかと思うかもしれないが、世の中を見渡せばそのような事実は多々見つかる。そして何より…more
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『感染地図』疫学の父が立ち向かった、見えない敵
コレラの真の感染経路を突き止めて瘴気説の転覆に大きな役割を果たし、「疫学の父」として知られるジョン・スノー。彼の物語を中心に、185…more
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読めば絶対薦めたくなる! 『笑うお葬式』と『通天閣さん』に爆笑、号泣、泣き笑い
2017年12月27日タレントの野沢直子と高山トモヒロが、それぞれの父と母について書いた本である。どちらもかなり困った親なのだが、二人とも反発しながらも心…more