おすすめ本レビュー
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『復讐者マレルバ 巨大マフィアに挑んだ男』獄中で本を読み漁るうちに…
2017年6月24日"『復讐者マレルバ 巨大マフィアに挑んだ男』は、かつて300人もの犠牲者を出した抗争の中心人物として恐れられたヒットマンの獄中回想録…more
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『THINK WILD あなたの成功を阻むすべての難問を解決する』みんながあっちで、自分はこっち
2017年6月23日本書は、著者のリンダ・ロッテンバーグ氏が創業したエンデバーの活動を通じて得た知見を、一般の人々にも再現可能となるよう整理したもので、…more
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『「東京DEEP案内」が選ぶ 首都圏住みたくない街』だけど、行ってみたくなる街
著者は、触れられたくない街の「不都合な部分」にあえて首を突っ込んでいくことで定評のある「東京DEEP案内」というサイトの管理人。元々…more
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『大不平等』 グローバリゼーションは格差をもたらしたのか?
2017年6月22日"グローバリゼーションにブレーキがかかり始めた。欧州での右派政党台頭、トランプの保護主義的政策だけでなく、これまで移民を優遇してきた…more
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二次元世界の住人から、三次元はどう見える?──『フラットランド たくさんの次元のものがたり』
2017年6月21日"フラットランド。そこは二次元の世界。立体は存在しない、いわば紙の上の世界だ。 そんな世界にも住人は存在する。まず女性は直線だ…more
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差別、貧困、食肉、利権、金、そして『路地の子』
主人公は上原龍造。昭和24年に大阪南部の路地、一般的な言葉でいうところの被差別部落、に生まれた無名の人だ。子どもの頃から、出身路地で…more
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『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット』 「言葉が分かるとはどういうことか」を人工知能から考える
2017年6月17日この新作で、著者はまた新たな挑戦を試みている。ひとつは、その舞台設定。今回の本も物語の形式をとっているが、登場するのは「働きたくない…more
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『復刻版ラフカディオ・ハーンのクレオール料理読本』小泉八雲のこだわりを堪能せよ!
2017年6月16日来日する以前、ハーンはアメリカで新聞記者として活躍する傍ら、物語やエッセイなども精力的に執筆していた。本書もその中の一冊で、10年間…more
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『せいきの大問題 新股間若衆』 早く元気出して、あの笑顔を見せて
2017年6月15日公の場で「股間」という言葉を連呼するご無礼をお許しいただきたい。ただ何分、この本のテーマが「股間」なのだから仕方がない。できればレビ…more
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いざとなったらコレがある?『偽装死で別の人生を生きる』
あぁもう何もかもイヤになった、生まれ変わってやりなおしたい。誰だってふとそう考えることはあるだろう。残念ながら、生まれ変わるのは生物…more
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『ルポ 絶望の韓国』経済格差、学歴社会…どの側面も韓国は「生きにくい」
2017年6月13日本書は政治・歴史・経済・教育・社会・軍事・外交の7章で構成されている。記述は淡々として中立的だが、内容は韓国が社会のあらゆる側面で絶…more
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虎屋が駆け抜けた日本史 『和菓子を愛した人たち』
「虎屋」。ほとんどの人が聞いたことがある……どころか、食べたこともらったこと贈ったこと、なにかしらお世話になっているに違いない。室町…more
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『「維新革命」への道 「文明」を求めた十九世紀日本 』 日本は西洋に何を求めたか
2017年6月12日"グローバリズムが加速度的に世界を覆っていくにつれ、世界各地で文明の衝突が激しさを増している。イスラム過激派によるテロ活動は収束する…more
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『東芝 大裏面史』巨大企業を崩壊させた原発ビジネスの裏側
2017年6月11日本書はFACTAに掲載された27本の東芝関連記事と、編集長である阿部重夫氏が本書のために書き下ろした記事で構成された芯のある本だ。収…more