2014年8月
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『フェルメールの帽子』by 出口 治明
17世紀の中葉、ネーデルランドのデルフトという街に生まれ、そこでほぼ一生を過ごして死んだフェルメールという風俗画家がいた。18世紀に…more
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『エピジェネティクス』を理解するために パート3
で、本の中身です。もちろんエピジェネティクスについて書かれているわけですが、私はあえて、これを細胞ワールドへの手引書ととらえたいです…more
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『イマドキの動物ジャコウネコ』『裏山の奇人』-東海大学出版部「フィールドの生物学」の裏側
2014年8月29日2009年11月にスタートし、5年が経過した現在14冊が刊行されている。クマにモグラ、サイチョウ、ハムシ、テングザル、腕足動物と多種…more
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『エピジェネティクス』を理解するために パート2
"私が仲野さんの『エピジェネティクス』を読み始めてすぐにわかったのは、仲野さんという人は、巨人の肩の上に立って、立ちションをするよう…more
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『意識をめぐる冒険』 我々はどこから来たのか
"本書は「主観的な感覚や意識はどこから生じてくるのか?」という問いに関する最新の研究成果が紹介された一冊だ。意識の研究ほど、広く根源…more
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『エピジェネティクス』を理解するために パート1
2014年8月28日仲野徹さんが、岩波新書の一冊として『エピジェネティクス』という本を出されたので、その紹介をしてみたいと思います。とはいえ、「この本に…more
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動物殺処分ゼロへ―現状を訴える高校生のプロジェクト『いのちの花~捨てられた犬と猫の魂を花に変えた私たちの物語~』
鮮やかなオレンジ色の花が印象的な表紙のこの本は、青森県立三本木農業高等学校動物科学科が行っている動物殺処分ゼロを目指す「命の花プロジ…more
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『革命キューバの民族誌』理想と現実の狭間から見える新しい生き方
キューバを賞賛し理想的な未来を託す人たちは高度で無料な医療や教育、英雄チェ・ゲバラやフィデル・カストロを語る。一方で、キューバに怪訝…more