アート・スポーツ
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『広重TOKYO 名所江戸百景』広重の足跡をたどりながら浮世絵と過ごす上質な時間
見開きの右頁全面には、歌川広重の名所江戸百景から選んだ一枚の浮世絵。左頁には広重がその浮世絵を描いた場所の地図と、浮世絵に描かれてい…more
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『ムンク展 共鳴する魂の叫び』公式ガイドブック
いまムンク展が上野の東京都美術館にて開催中です。本書は展示の魅力を深めるためのフルカラー公式ガイドブックですが、非常に読みやすい構成…more
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『武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50』芸術的思考
本書は哲学の本である。アウトプットするに至った思考のプロセスや、現状の問題に向き合う考え方など、ヒントを多数明示してくれる。ところが…more
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『甲子園に挑んだ監督たち』まるでスポ根!金足農業はかつて雪で鍛えた
2018年8月21日8人の監督を取り上げるが、タイムリーな人選としては今大会に旋風を巻き起こしている金足農業の元監督の嶋崎久美。20日に初の決勝進出を決…more
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『直島誕生 過疎化する島で目撃した「現代アートの挑戦」全記録』Don’t think. Feel!
2018年7月15日秋元雄史氏の『直島誕生』は、現代アートに関わる全ての人々にとって必読の書である。直島を舞台に、日本における現代アートがどう生まれ、ど…more
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『世界のなかで自分の役割を見つけること』最高のアートを描くための仕事の流儀
2018年7月7日本書では著者の思春期の悩みや人との関わり、見えない世界の話、世界のアートシーンについて語られている。これまで著者の経験を通じ、読んだ…more
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『不合理だらけの日本スポーツ界』日大タックル問題はなぜ防げなかったのか
"日大タックル問題が米国では起こりえない、指導者が間違っても起こそうと思わないことが本書を読むとわかる。厳罰が処せられるため、あまり…more
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『天空の地図』創造の記録
本書は、遥か頭上に広がる未知の世界に神意をみた時代から、無人探査機の観測による宇宙像の獲得までの人類の歴史を、美しい絵画と画像で辿る…more
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『バベる! 自力でビルを建てる男 』自分の自分による自分のための建築物
2018年5月11日著者の岡 啓輔氏が東京港区の三田で行っている挑戦は、筆舌に尽くしがたいものがある。建築面積25㎡弱、延べ床面積100㎡、「蟻鱒鳶ル」…more
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『アート戦略 コンテンポラリーアート虎の巻』ルールはシフトした、視覚から頭脳へ
2018年5月5日本書はアートビジネスに関する本として際立っている。アートをこれだけ現代社会や世界経済と整合的に紐付けして論じた本というのは、日本人の…more
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『スポーツ国家アメリカ – 民主主義と巨大ビジネスのはざまで』米国発祥スポーツを通して見るアメリカ
2018年4月19日"本書はアメリカ発祥のスポーツを通して、米国社会の歴史を眺めていく1冊である。焦点が当てられるのは、野球・バスケットボール・アメリカ…more
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『日本画とは何だったのか』そして日本における近代性とは何だったのか?
2018年3月8日"「日本画とは何なのか?」、この問いに正面から答えられる人がどれだけいるだろうか。 日本画という芸術を成り立たせているのは、膠や墨…more
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『カラヴァッジョの秘密』
既に十分すぎるほどのオマージュを集めてきたカラヴァッジョ、17世紀以降の西洋絵画に絶大な影響を与えた稀有な天才について、今更、何かを…more
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『絶滅危惧職、講談師を生きる』人気の若手講談師が本気で語る革命的芸道論
本書は、いつかは名人と呼ばれることになるであろう講談師と、文芸評論家にして作家でもある杉江松恋の掛け合いで構成された読み物だ。しかし…more