アート・スポーツ
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マネできない『5歳の子どもにできそうでできないアート』
本書は19世紀末から現在までの、100人の芸術家による100作品を取り上げている。構成はオブジェ・殴り書き・かんしゃく・遊び場・怪物…more
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『ダ・ヴィンチ絵画の謎』
面白い。まるで推理小説を読むようだ。しかも、嬉しいことにカラー版、美術好きには堪らない1冊だ。本書は、史上最高の画家、レオナルド・ダ…more
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『破壊しに、と彼女たちは言う』柔らかに、じわじわと語りかけられるアンソロジー
2017年5月26日しかし、現代アートは男性優位の世界が長らく続きで、女性は傍流として位置づけられてきた歴史がある。本書で取り上げられるアーティストはす…more
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『アウトサイドで生きている』自分の衝動や快楽にきわめて忠実な18名の表現者たち
2017年5月25日アウトサイダー・アートは、市場の論理とは遠く離れた場所で作品がつくられるだけに、あざとい計算などとは無縁だ。制作者の熱情や衝動、キラ…more
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どうしても手元に欲しかった本『失われたパリの復元 バルザックの時代の街を歩く』
19世紀パリの専門家にして稀代の古書コレクターである鹿島茂は、30年ほど前のことマルシアルという銅版画家が『いにしえのパリ』という画…more
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『廃墟遺産』あったかもしれない風景に想いを馳せて読む
そこにあったかもしれない風景は、永遠に計画に関わった人たちの幻想のまま終わった。建築されずに終わったテーマパーク、建築されたが一度も…more
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『色という奇跡 母・ふくみから受け継いだもの』それは色の神秘を紡ぎだす営み
2017年4月23日著者の志村洋子は人間国宝の染織家、志村ふくみの娘で、自身も染織作家である。祖母の豊から数えて三代目。志村ふくみは随筆の名手としても知…more
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『豪腕 使い捨てされる15億ドルの商品』
2017年4月12日"肘の靱帯再建であるトミー・ジョン手術。野球好き以外には聞き慣れない言葉かも知れないが、ダルビッシュ有や松坂大輔、古くは村田兆治など…more
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すべて捨てろ!『死してなお踊れ 一遍上人伝』
本書は、鎌倉時代において「踊り念仏」で知られる一遍上人の評伝だ。こうした本は、仏教用語を使うため堅苦しくなりがちだが、著者は口語で語…more
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『中南米野球はなぜ強いのか』中南米諸国の取材を通して浮かび上がる、日本野球の欠点
2017年4月1日『中南米野球はなぜ強いのか』は、ドミニカ、オランダ領キュラソー、キューバ、ベネズエラといった中南米諸国を足掛け4年にわたって取材し、…more
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『1984年のUWF』 最強という幻想
2017年3月2日"『1984年のUWF』は、真剣勝負たる“シューティング・プロレス”を謳ったUWFがどのように誕生し、多くのファンを魅了し、そして崩…more
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『ヒットの崩壊』聴取から体験へという大変化
2017年1月14日音楽の受容形態が「聴取」から「体験」へと大きく変化したことで、コンテンツの創り手がより頭を悩ませるようになったのは、この「体験」の中…more
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『未来を築くデザインの思想』デザインは人を越えるか
本書はコンピューターが人々の生活に浸透されたのをきっかけに、生み出されたデザインの数々を紹介し纏められたものだ。本書に登場するデザイ…more
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『ヒットの崩壊』「PPAP」はヒットなのか?
2016年12月3日「最近のヒット曲って何?」そう聞かれて、すぐに答えを思い浮かべることのできる人は、どれだけいるだろうか? よくわからない、ピンとこな…more