アート・スポーツ
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『礼服(らいふく) ―天皇即位儀礼や元旦の儀の花の装い―』
本書では1200年近く古式の装束として存在し、日本最高の正装として君臨してきた礼服に込められた意義から、現代にまで広がっていったドレ…more
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『ピカソになりきった男』見破れない雁の「新作」
2016年10月31日「その朝、俺はピカソだった」という一行からはじまる、まるでアラン・ドロンが登場する陰影の濃いフランス映画を小説化したような本である…more
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『最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常』そこは大人の幼稚園だった!
2016年9月16日無駄なものを作り続けること。それ自体は、本当に無駄なことなのか? 深淵な問いを投げかけながらも、読むだけで童心に帰らせてくれる。まさ…more
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オリンピックでメダルを獲得した競技の専門雑誌は、どうなっているのか?
2016年9月13日多くの感動と興奮を残して、リオ五輪が終了しました。勝ち取った数多くのメダルは、続く2020年の東京に向けて、次のヒーロー、ヒロインた…more
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『地図の物語』創造力の拡張
本書はナショナルジオグラフィックから出版された地図を纏めた一冊である。太古の地図から、空想世界の地図、大遠征や探検の地図、衛星写真の…more
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万の心を操る『シェイクスピア 人生劇場の達人』
本書はシェイクスピアが生きた動乱の時代を踏まえ、彼の人生と作風、そしてシェイクスピア・マジックと呼ばれる作品トリックなどを解明してい…more
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『一人の詩人と二人の画家 D・H・ロレンスとニューメキシコ』
2016年6月19日本書は、ロレンス夫妻としばし生活を共にしたデンマーク人の画家(クヌド・メリル)の回想録であるが、これほど生身のロレンスの素顔を率直に…more
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『僕はダ・ヴィンチ』天才の正体
本書ではレオナルドの複雑な生い立ちから、フィレンツェでも最高の芸術家とされる師ヴェロッキオに出会えたこと、その技術をもって制作するル…more
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『牛を飼う球団』「高知ファイティングドッグス」が生んだ地域創生物語
プロ野球にはNPB(日本野球機構)の12球団、いわゆるパリーグとセリーグのほかに、独立リーグという存在がある。2004年のプロ野球再…more
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五郎丸ポーズの秘密 『ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」』
2016年4月13日ラグビーW杯で話題になった五郎丸ポーズ。つい真似をしてしまうあのポーズが、「ルーティン」というものだとは知っている。が、実際の舞台裏…more
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笑顔になれる『動物たちのしあわせの瞬間 BORN TO BE HAPPY』
本書は世界中の動物たちの、しあわせな瞬間を集めた写真集だ。著者が求めたのは、弱肉強食の世界に生きる動物ではなく、動物たちのしあわせな…more
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『外道クライマー』スーパーアルパインクライマー宮城
2016年4月2日どんなに行儀の良さを装ったところで、登山をはじめとする冒険行為一般は、反社会的であることから免れることはできない。登山や冒険には必ず…more