医学・心理学
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『なぜ保守化し、感情的な選択をしてしまうのか』私たちの心には、保守化の虫が巣くっている
2017年2月10日なぜ、私たち人間には、文化的世界が必須栄養素のように不可欠なのか? まさに、それは死の恐れと深いかかわりがあるからだ。そのこ…more
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『ヒトの遺伝子改変はどこまで許されるのか ゲノム編集の光と影』イノベーションに突きつけられた、大きな課題
2017年2月6日生殖医療技術と遺伝子改変技術の目覚しい進展により、人類はすでに、自分たちの遺伝子を改変する時代に入っている。本書の「遺伝子改変は"ど…more
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『死にゆく患者と、どう話すか」医師・看護師のための超・実践的コミュニケーション論
本書は日赤医療センターで、進行がん、特に肺がんの治療を専門とする國頭英夫医師が、日本赤十字看護大学の1年生に行ったコミュニケーション…more
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『いつも時間がないあなたに』我々は欠乏の罠から抜け出せるか
2017年1月12日あらかじめ締切の決まっている仕事を引き受けたとき、質の高い成果を出すためにはどうすればよいだろうか。たとえば、とある書籍の解説文を2…more
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『わたしと統合失調症 26人の当事者が語る発症のトリガー』リカバリーを生きるということ
2017年1月11日本書は26人の統合失調症当事者=「リカバリーを生きる人々」の体験談と、編者の精神科医・佐竹直子氏の解説により構成されている。本書の体…more
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『脳はなぜ都合よく記憶するのか 記憶科学が教える脳と人間の不思議』 創造的能力の副産物としての記憶違い
2017年1月8日わたしたちの記憶はどうして移ろいやすいのか。また、記憶がときとして大きく歪められてしまうのは、いったいどうしてなのだろう。本書は、そ…more
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全米が泣いた!そのあざやかな生きざまに 『いま、希望を語ろう 末期がんの若き医師が家族と見つけた「生きる意味」 』
2016年12月14日誰もがうらやむような経歴を持つ若き脳神経外科医が、不治の肺がんとの診断をうけた。それまでに学んできた哲学と医学を最大限に活かし、自ら…more
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『キラーストレス 心と体をどう守るか』そのストレスがあなたを殺す!
キラーストレスという言葉は造語であり、学術的に特別なストレスが存在するわけではない。しかし、近年の目覚しい科学の発展によって、いくつ…more
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『いま、希望を語ろう 末期がんの若き医師が家族と見つけた「生きる意味」』
2016年11月9日この本を初めて読んだときの胸の震えが忘れられない。読んでいるといつのまにか涙があふれてきた。先が気になってページを繰る…more
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『超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条』 一番大事なのはものの考え方
著者のフィリップ・テトロックは、一般のボランティアを広く募集し、大規模な予測コンテストを継続的に行っている。そして、その結果として浮…more
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酒、悪態、怠惰、ストレスを肯定する──『悪癖の科学 その隠れた効用をめぐる実験』
2016年10月25日時間は充分にあったはずなのに、締め切り間際まで仕事がはじめられない。ついつい悪態をついてしまう。酒を飲んではいけない時に飲みすぎる─…more
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『身体はトラウマを記録する 脳・心・体のつながりと回復のための手法』 世界的第一人者による記念碑的大著
2016年10月15日戦場体験、交通事故、家庭内暴力、性的虐待、ネグレクト…。人はそうした恐ろしい経験によって、絶望的なまでに過去に囚われてしまうことがあ…more
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『触れることの科学 なぜ感じるのか どう感じるのか』 めくるめく触覚の世界とその裏側
触って、触られて――。他人とのそうした身体的接触を、人生最大の愉しみと考える人も少なくないだろう。しかし、「なぜ感じるのか」「どう感…more
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『ハンセン病療養所に生きた女たち』沈黙を破った証言者の慟哭を聞け!
日本人の記憶から、らい病(ハンセン病)の記憶は薄らぎつつある。50歳を超えた私でも実際の患者さんを直接見ることはなく、小泉内閣のとき…more
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人生観が、そして人生が変わる 『死すべき定め
死にゆく人に何ができるか』2016年8月14日人間にとってただ一つ確実なことは、いずれ死ぬということだけだ。しかし、いつ死ぬのか、どのように死ぬのかはわからない。年老いて不自由に…more