医学・心理学
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『ポンコツズイ』ディスって笑え!病気を治せ!
著者の矢作理絵さんが患った病気は、100万人に5人の確率でなる「特発性再生不良性貧血」という厚生労働省指定の血液難病だ。本書では、著…more
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『まっくらやみで見えたもの 光アレルギーの私の奇妙な人生』
2016年2月10日闇のきらめき──そんな言葉がぴったりの、みずからの闘病生活を綴った明るく澄んだ、詩情豊かな回想録です。なぜ「闇」なのかといえば、著者…more
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『ポンコツズイ』二度の臨死からの生還、おめでとう!
2016年2月6日矢作理絵、33歳。アパレル業界のフリーインポーターだった2011年は、多忙を極めていた。ただ、徐々に体が不調になっていくのは感じてい…more
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『救命センター カルテの向こう側』救命医療30年の大ベテランが命のあり方を問う
2016年1月26日『救命センター』シリーズは、スタートからもう何年になるのだろうと、書庫から浜辺先生のデビュー作『こちら救命センター』を引っ張り出して…more
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アルツハイマー病のすべてがわかる!『記憶が消えるとき-老いとアルツハイマー病の過去、現在、未来』
2016年1月14日アルツハイマー病は、いうまでもなく、認知機能の低下と人格の変化を伴う認知症の一種である。認知症の6割をも占めるとされる疾患であるが、…more
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『代替医療の光と闇』繰り返される悲劇に巻き込まれないために
著者は長年医療の現場で患者と向き合ってきた医者であり、標準医療による治療に失望させられてきた。しかし、だからといって、代替医療を盲目…more
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読み終えたが最後、徹夜はできなくなるだろう──『眠っているとき、脳では凄いことが起きている』
本書『眠っているとき、脳では凄いことが起きている: 眠りと夢と記憶の秘密』はその書名通り、眠っている時に脳で起こっていることを解き明…more
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『よく眠るための科学が教える10の秘密』眠くならない睡眠本
2015年11月19日人生の3分の1を占めているにもかかわらず、睡眠について知らないことはたくさんある。快眠の秘訣から楽しい夢を見る方法に至るまで、多様な…more
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『コネクトーム 脳の配線はどのように「わたし」をつくり出すのか』
2015年11月18日本書は神経科学の新領域・コネクトミクスを、広く一般の読者に紹介するものである。21世紀は、「脳の世紀」と言われることもある。宇宙でも…more
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『信頼はなぜ裏切られるのか―無意識の科学が明かす真実』
2015年11月16日「信頼」は手強い代物でもある。なぜなら、人を信頼するということは、自分の運命や成功を一部なりとも人の手に委ねるということなので、そこ…more
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『大村 智 – 2億人を病魔から守った化学者』独特の研究勘は、どのように培われたのか?
2015年10月18日本書『大村智――2億人を病魔から守った化学者』は、2012年2月に刊行された。今回、北里大学特別栄誉教授の大村氏が2015年のノーベ…more
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祝!ノーベル医学生理学賞『大村智 – 2億人を病魔から守った化学者』
大村先生の伝記は、基本的に上り調子一本である。農家の長男に生まれ、地元の山梨大学を出て、東京で定時制高校の教員になる。なりたくてなっ…more
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『脳はすごい』としか言いようのない『ある人工知能研究者の脳損傷体験記』
2015年10月14日自動車の追突事故。幸いなことに外傷はなく、CTスキャンなどの検査でも異常は認められなかった。しかし、さまざまな神経障害で生活に大きな…more
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夢の抗がん剤はこうして生まれた!『フィラデルフィア染色体』
2015年9月27日『フィラデルフィア染色体』と聞いても、医学関係者以外は何のことかわからないだろう。それは、血液細胞の「がん」のひとつである慢性骨髄性…more